環境Q&A

No.32220 【A-1】

Re:局排（特化物）の性能評価について

2009-05-20 18:04:27 火鼠 （ZWl8329

昔は、労働安全衛生法便覧に、測定位置は載っていたと理解してましたが、確かに今の便覧には載っていないですね。
細かいことが、知りたいのでしたら、特定化学物質の作業主任者の資格をとられることをお勧めします。講習会程度の資格ですから、受講されることをお勧めします。監督署あたりに聞けば、どこでやってるか教えてくれます。その教本の中に測定位置も書かれております。本は中央災害防止協会が販売してます。（ちと、営利紹介をするのは、気がひけますが,財団法人なんで勘弁してください）
記憶が定かではありませんが、測定位置は、古い通達かなにかで告示されたものと、思います。あまりに古い通達なので、最近の衛生法便覧の中からは、消えてしまったものと思います。
フードの形状によっても違いますが、槽の0.5ｍの位置で４方向、真上で１点が、基本になってます。
特定化学物質は、抑制濃度という考え方から、濃度を測って濃度の出ないように、排気装置を稼動させなさい。と言う考え方です。
有機溶剤は、制御風速で、フード形状によって、これだけの風速で引きなさいです。有機溶剤では、濃度が出てようが、0ｐｐｍでも、風速がでてなければ、労働衛生法違反です。
また、労働衛生法で、局排設備は、監督署の認可がなければ、つけられません。もし、認可をもらってないとすれば、早急に、もらってください。今の、監督署は、やさしいですから、後処理でも、そんなにおこりませんよ。
環境測定は、作業環境測定士がやらないとだめ。この測定には、規定がありません。なぜなら、測定士が決まる前に出た解釈ですから。

No.32232 【A-2】

Re:局排（特化物）の性能評価について

2009-05-21 17:43:14 火鼠 （ZWl8329

申し訳ない。表現に間違いがありましたので、再度入ります。

特定化学物質は、制御風速で規定されている物質もあります。
シアン化合物は、抑制濃度規制です。
シアンは、局排装置の義務付けがあり、その局排装置の能力は、規定の位置で規定の濃度を超えないよう稼動させなさいです。

ここで、一つ、矛盾が生まれます。仮に、局排装置が止まっているのに、規定の位置で測定を行った場合。局排装置の能力は？？
規制の数値をオーバーしたら、法律違反です。超えなかったら？
動かない局排でも、認可対象になっちゃうと思うんです。
これは、極論ですが、これもありえるということを、特化物では理解してください。