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環境Q&A

下水汚泥の併せ産廃処理 

登録日: 2009年05月09日 最終回答日:2009年05月09日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物

No.32055 2009-05-09 14:05:04 ZWlc44f eco11

し尿処理施設で、公共下水道の下水汚泥を脱水処理する場合は「併せ産廃処理」になると思いますが、これを実施する場合の法的・制度な要件があれば御教示ください。
し尿処理施設が国庫補助事業で整備された場合は、予算適正化法に基づく目的外使用の承認が必要で要件があります。これ以外の国庫補助が入っていない既存施設の場合は、何か技術的な条件以外に、法的・制度的な要件はあるのでしょうか?

また、これまで「併せ産廃処理」で下水汚泥の受入れが進んでいない理由は何でしょうか?

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No.32056 【A-1】

Re:下水汚泥の併せ産廃処理

2009-05-09 14:32:05 papa (ZWlbd18

>し尿処理施設が国庫補助事業で整備された場合は、予算適正化法に基づく目的外使用の承認が必要で要件があります。これ以外の国庫補助が入っていない既存施設の場合は、何か技術的な条件以外に、法的・制度的な要件はあるのでしょうか?
 ないと思います
>下水汚泥の受入れが進んでいない理由は何でしょうか?
ひとつは受け入れ能力の点で下水道整備が行われている地域では集排と合併浄化槽汚泥受け入れ程度の規模しか整備規模が用意されていないと思います。
もうひとつは搬送コスト問題があります。
受け入れるとしても小規模な下水道事業に限られる上に、そういった施設では高濃度濃縮が行われていないために量的、コスト的には相当困難な事業になります。
小規模下水道でも逆ケースの搬送受入は結構あります。

回答に対するお礼・補足

papa様

 ご回答頂きまして、ありがとうございます。
 国庫補助以外の既存施設の場合は、やはり要件はないのですね。下水道整備が相当進んでいる場合は、一廃(浄化槽等汚泥)より産廃(下水汚泥)の処理量の方が、非常に多くなるので「併せ産廃処理」として大丈夫かなと思い、ご教示をお願いしたしだいです。
 進んでいない理由としては、ご回答のとおり、生汚泥での運搬のため、量的、コスト的に現実的でないかもしれません。
 ご丁寧な回答を頂き、重ねてお礼を申しあげます。ありがとうございました。























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