ジフェニルカルバジド法の廃液処理
登録日: 2009年04月07日 最終回答日:2009年04月10日 健康・化学物質 有害物質/PRTR
No.31776 2009-04-07 20:16:40 ZWlc329 kawaのkawa
全くの素人で恐縮ですがご教授の程御願い致します。
六価クロムの検出にジフェニルカルバジド法を推奨され、光度計を購入いたしました。この分析方法にて六価クロムが検出した場合には、錯体が生成されると説明を受けました。この溶液を廃棄する場合には六価クロムを含む溶液として処理することが必要でしょうか?
また、特別管理産業廃棄物管理責任者を置くことが必要でしょうか?
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No.31780 【A-1】
Re:ジフェニルカルバジド法の廃液処理
2009-04-07 23:12:24 ハングリー (ZWl7c9
回答に対するお礼・補足
一般排水(下水)へ流さないで下さいと言う事以外は明確な回答が得られない為質問させていただきました。
No.31800 【A-2】
Re:ジフェニルカルバジド法の廃液処理
2009-04-08 23:51:24 火鼠 (ZWl8329
カルバジドが、酸化剤によって、カルバゾン(バナジウムも反応)。
そこで使われた電子はどうなるのだろう???ず〜と。6価??ありえん。聞くのは、ただは、やめませんか?分析までやる人が聞くことじゃ〜ないと思います。
回答に対するお礼・補足
有り難うございました。
おっしゃる通りの考えで質問させて頂いていました。
装置メーカーと再度詰めていきたいと思います。
有り難うございました。
No.31809 【A-3】
Re:ジフェニルカルバジド法の廃液処理
2009-04-09 22:05:23 たそがれ (ZWla61d
分析を本業としない工場、事業場の排水管理者が、波長をいくつかしか設定できない簡易な分光光度計で吸光分析を行っているのを見たことがあります。
また、分析業に従事している人でも入門者からベテランまでいるでしょうし、その辺を理解する必要があるのではないでしょうか。
kawaのkawa さんへ
A-2で触れられたCr(Y)とジフェニルカルバジドの反応について、もう一度精査してみてください。
日本規格協会発行の「詳解工場排水試験方法」に詳しく載っていますが、Cr(Y)はジフェニルカルバジドと反応してCr(V)に還元されます。
しかし、高濃度で反応しきれなかったのはどうなる、とかCr(Y)にもどらないか、などの問題があるため、誰も答えが出せないと思います。
また、メーカーに問い合わせても訳のわからない回答が本当に多いです。
心配なら産廃とするしかないでしょうが、私どもの場合は比較的大きな中和槽を保有していることをいいことに、十分安全率をかけた上で(他排水での希釈を考えて)そのまま流しています。
回答に対するお礼・補足
回答有り難うございます。
具体的な回答をいただき大変助かりました。
私の方でももう少し法律面等を含め調査して行くつもりでおります。
大変有り難うございました。
尚、たそがれさんの推測通り、分析が本業ではなく、私どもではRoHS規制に関する適合確認のため、一般的な部材受け入れ検査の一環として、蛍光X線分析とセットで行っております。
No.31814 【A-4】
Re:ジフェニルカルバジド法の廃液処理
2009-04-10 21:36:57 火鼠 (ZWl8329
分析で用いる試料量なんて、せいぜい1試料40mlブランクをあわせて80mlではないでしょうか?
また、分析するとなれば、排水が黄色い色が付いた状態では、分析に使う試料量はかなり少なくなるのではないでしょうか?(測定範囲を超える。)6価クロムなんて、仮にクロム酸系を使用している排水で、黄色かったら、0.3mg/l以上あると思いますが?そうなると、40mlを分析試料にしたら、吸光度は、1以上になり、検量線にのらないのではないでしょうか?そんな、分析はしないのでは??
そうなると、分析に使ったものは、カルバジドにより、6価は、処理されていて、3価になっており、クロムとしての妥当な処理を要求されるのではないでしょうか?
さらに、分析に使われた、水量と、他の排水量を考えた場合。問題になるクロム濃度なんでしょうか?
回答に対するお礼・補足
回答有り難うございました。
特定有害産業廃棄物として管理が必要な基準は1.5ppmでしたので、六価クロムが残留していたとしても問題になるような濃度ではないと分かりました。
これとは別に溶液が酸性になるため、中和等の処理が必要と分かりました。
色々とご教授いただき有り難うございました。
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