一般財団法人環境イノベーション情報機構
悪臭防止敷地境界有機溶剤(イソブタ、トルエン、酢エチ等)の分析法について
登録日: 2009年02月06日 最終回答日:2009年02月09日 大気環境 悪臭
No.31184 2009-02-06 11:34:30 ZWla735 ppb
悪臭防止敷地境界有機溶剤(イソブタ、トルエン、酢エチ等)の分析法について教えてください。JISを確認しますと、@イソブタノールとAトルエン、キシレン、スチレンとB酢酸エチル、メチルイソブチルケトンという区分で測定、分析方法が区別されています。それぞれの違いを把握までしていないのですが、実際行うにあたり非常に手間がかかりそうです。また、それぞれGC/FID分析となっていますが、GC/MSで行ってよい指針などは出されているのでしょうか?またはGC/MSでは証明書として認められないということになるのでしょうか?
以上、ご教授いただきますようお願いいたします。
総件数 2 件 page 1/1
No.31215 【A-1】
Re:悪臭防止敷地境界有機溶剤(イソブタ、トルエン、酢エチ等)の分析法について
2009-02-09 12:00:17 XJY (ZWlba48
悪臭防止法に基づいて実施するのであればGC/MSは認められていません。また、証明書も意味を成しません。
項目により測定方法は変わっていますが、基本的には各成分が分離され、感度が取れればFIDで一斉分析できます。(カラムは作業環境測定法を参考にしてください)
回答に対するお礼・補足
ご返答ありがとうございます。
やはりMS分析は認められていないのですね。
FID分析の検討を進めていきたいと思います。
ありがとうございました。
No.31218 【A-2】
Re:悪臭防止敷地境界有機溶剤(イソブタ、トルエン、酢エチ等)の分析法について
2009-02-09 14:27:32 筑波山麓 (ZWl7b25
>
>以上、ご教授いただきますようお願いいたします。
「ppb」さんへ。
悪臭物質の測定ですよね。環大特95号で、
http://www.env.go.jp/hourei/syousai.php?id=10000024
『第2 追加10物質等の測定方法について
1 測定方法の概要
(2) 酢酸エチル及びメチルイソブチルケトン並びにトルエン、スチレン及びキシレンの測定方法はそれぞれ低温濃縮法又は常温吸着法のいずれかによるものであること。これらの方法は、改正前のスチレンの測定方法に準じたものであること。また、イソブタノールの測定方法は、常温吸着法では捕集が困難であるので、低温濃縮法のみによるものであること。』
とあります。「@イソブタノールとAトルエン、キシレン、スチレンとB酢酸エチル、メチルイソブチルケトン」は、低温濃縮−GC/FID法で測定できます。
カラムについては、メーカーのカタログを参考にし、相談されれば適当なものを入手できると思います。また、ランニングコストを考えると、GC/MSより、GC/FIDが望ましいと思います。
回答に対するお礼・補足
ご返答ありがとうございます。
吸着法、濃縮法の必要があるのですね。
活性炭にまとめてサンプリングしてMSと考えていましたが・・・。
各物質での測定方法の違いが分かりました。
ありがとうございました。
総件数 2 件 page 1/1