一般財団法人環境イノベーション情報機構
ボイラ用燃料について
登録日: 2003年07月30日 最終回答日:2003年08月08日 エネルギー 省エネルギー
No.3065 2003-07-30 10:06:43 サウス
ボイラ用燃料について質問いたします。
炉筒煙管ボイラにおいて、燃料を通常のA重油の代替に植物油を使用したところボイラ効率が相当悪くなりました(植物油使用期間のみ)。
植物油単位重量あたりの発熱量は、A重油の-7%程度という供給元の話だったのですが、明らかに使用期間は効率が落ちました。
どのような理由が考えられるのでしょうか?
ボイラ効率の比較方法には、問題ないと考えております。
使用植物油は『植物油2号』というものを使用しました。
ご教授ください。よろしくお願い致します。
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No.3147 【A-1】
Re:ボイラ用燃料について
2003-08-08 18:05:19 ちしゃ (
http://www.eic.or.jp/news/detail.php3?serial=5462 のうち
「業務用燃料としてのバイオエタノール」のシナリオでは、http://www.env.go.jp/earth/report/h15-02/h-08.pdf
既存のボイラ−の比較的軽微な改造で対応できる とあり、特に品質面の課題がるとは書いていないようです。
web上では、ボイラではなく、ディーゼルエンジンの情報ですが、
「植物油によるディーゼルエンジンの駆動実験−低温環境下での運用システム開発・装置化」
http://www.mmm.muroran-it.ac.jp/~s0822037/daimoku/OTD/engin.html
というページの中で、植物油を低温環境下で使った場合、低粘度、固形化がおこり、
燃料タンク内、供給流路内、クランク室内において流動性が低下し、 燃料供給や噴射、燃焼、潤滑などに悪影響を及ぼすという指摘があります。
今回のご質問にあてはまるかどうかはわかりませんが・・・。
回答に対するお礼・補足
ご回答ありがとうございます。
ディーゼルにおける実験結果は参考になりました。
また、聞いた話では食用油の種類に違いが出るため、季節によって燃料諸性質が若干変わるということもあるそうです。
どうもありがとうございました。
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