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環境Q&A

排煙脱硫装置に関する計算 

登録日: 2008年10月28日 最終回答日:2008年10月28日 大気環境 大気汚染

No.30061 2008-10-28 19:00:13 ZWlbc42 トシ

現在、石炭焚きボイラに携わっているのですが、
そこで、排煙脱硫装置(石灰石−石膏湿式脱硫法)
の性能を知る計算をしないといけないのですが、どうも行き詰っています。

吸収塔入り口SO2
吸収塔出口SO2
炭カル(石灰石スラリー)投入量

上記3つの値から、石膏生成量(出来高)が妥当であるか判断したいのですが、どなたかわかりませんか?

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No.30072 【A-1】

Re:排煙脱硫装置に関する計算

2008-10-28 23:24:52 おせんち (ZWlb24a

>一般的には、原料に対して最大の生成量が得られることで判断するのでしょう。しかし、この場合は、吸収塔出口SO2を一定のレベルに保つ必要があるはずですから、それが制約条件(排出基準)になります。
 排出基準は、出口SO2/入口SO2の値を最小値にしなくても達成できるはずですから、排出基準を満たしている条件で、石膏生成量/炭カル投入量の値を最大に出来ればいいはずです。様々な因子がありますが、手っ取り早いのは、過剰な炭カル投入量を減らすことです。SO2の排出基準を満たしている限りは、減らせますが、入口SO2濃度の変動に投入量を追従させることは容易ではありませんので、少々の遊びを持たせた安全サイドの運転をするようになります。そんなことは、百も承知だと言われるような気がします。
 出来高が優先ではありませんので、貴社の脱硫装置のそれらの収支計算をしてみて下さい。どの程度、炭カルを過剰に加えているのか、炭カル投入量と出口SO2濃度の関連が見えてくると、自ずと出来高の妥当性が見えて来るように思います。 

回答に対するお礼・補足

ありがとうございます。
ここ何日かは、化学式&モル&ガス量の関係を実際の数値を用いて、計算しようと試みています。化学がダメなので、いっぱいいっぱいですが。。

収支計算頑張ってみます。
ありがとうございました。

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