一般財団法人環境イノベーション情報機構
酸素飽和度について
登録日: 2008年06月26日 最終回答日:2008年06月29日 水・土壌環境 水質汚濁
No.28468 2008-06-26 04:16:36 ZWlb54e 環境三郎
初歩的な質問ですみません。
嫌気状態の海水(DO:1以下)に対して、酸素を注入した際のDO上昇速度について把握する試験を行っております。
そこで質問なのですが、
1.水温20℃で酸素飽和度が60パーセントに上昇した(実測値)。このときの酸素濃度は5.3mg/lであった。
2.従って、水温30℃の時であっても同様に飽和度は60パーセント上昇するはずだから、30℃でもし実験を行っていれば酸素濃度は4.5mg/lである。
という2.の理屈は成り立つのでしょうか。
教えていただけますと幸いです
環境三郎
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No.28500 【A-1】
Re:酸素飽和度について
2008-06-29 19:13:26 おせんち (ZWlb24a
貴方の次の表現が的確でないように感じます。
「酸素飽和度が60パーセントに上昇した。」ということは、「酸素濃度が酸素飽和量の60パーセントに達した」ということなのでしょうか。
「同様に飽和度は60パーセント上昇するはずだから」ということは、「温度以外の条件はすべて同様にして、30℃における酸素飽和量の60パーセント濃度に達する時間は、20℃のときと同じ」と言いたいのでしょうか。
間違いなく正しいのは、「無酸素状態の水を曝気すると温度のいかんにかかわらず必ず酸素飽和量の60パーセント濃度を通過する」ということです。その意味では、貴方の言うことは、正しいでしょう。
しかし、貴方の言うことは、富士山に登るのにどの登山道を上っても5合目を通過しますか、と聴いているようなものです。正確には、どのようなことを聴きたかったのでしょうか。
それに、まさに今、貴方がその研究をやっているところですから、20℃だけでなく、30℃についても実測してみて下さい。
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