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環境Q&A

REACH 反応後複雑な組成となったときの対応 

登録日: 2008年06月09日 最終回答日:2008年06月09日 健康・化学物質 その他(健康・化学物質)

No.28277 2008-06-09 10:44:51 ZWlaa4c 匿名

予備登録するときの、EC#、CAS#、組成名等についての質問です。

例えば、グリセリン(99%以上)と脂肪酸(C14,C16,C18の混合物で、全てが80%以下である)を反応すると、脂肪酸を考慮しなくても、グリセリンのモノエステル、ジエステル、トリエステル、未反応のグリセリン、未反応の脂肪酸が存在する化合物となります。
そして、エステル体の割合も<原料割合で変化しますが>全てが80%以下となったと仮定します。

このような場合の物質を(予備)登録するときは、どのように考えればよいのでしょうか。
− UVCBとして登録
− 分かりうる範囲でCAS#を登録する
のいずれかになるのでしょうか。

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No.28280 【A-1】

Re:REACH 反応後複雑な組成となったときの対応

2008-06-09 17:21:56 cerha (ZWla613

お世話になります。ご質問の件は、予備登録や本登録の際に必要となる物質の特定(識別)に関してのものと思います。通常は、EINECS番号やCAS番号により特定しますが、それが利用できない場合は他の識別コードを用いるとのことです。
ご質問であげられた実例についてはすいませんが私は詳細を判断することはできないのですが、おそらくUVCBとしての登録になるのではないかと思います。
今回のようなケースについては、RIP3.10「REACHの下での物質の特定と命名についてのガイダンス」が参考になると思います。
http://ecb.jrc.it/documents/REACH/RIP_FINAL_REPORTS/RIP_3.10_SUBSTANCE_IDENTITY/substance_id_en.pdf
ただ質問者さんはUVCBとか80%という話しを出されてますのですでにこのガイダンスを十分に見られてのご質問のようにも感じますが・・・。
「分かりうる範囲でCAS#を登録する」は19ページの表4.1(あるいは22ページからの4.2章)、「UVCBとして登録」は20ページの表4.2(あるいは29ページ後半からの4.3章)のケースを言われいると思います。
で、この中のどのケースに当てはまるかを22ページの図4.1で判定していきますが、今回のケースは全ての成分が80%以下で、各化合物の割合が変化するとのことですので(また30ページの解説など見ても)、UVCB物質であると判定されるのかなと。(繰り返しますが、私はこの実例の専門的な詳細を把握してませんので、すいませんが判定が違っているかもしれません。)
UVCBと判定された場合の対応(識別コードなど)はここでは割愛しますので、詳細はガイダンス4.3章を参照下さい。
以上、すでにご存知の内容かもしれませんが参考までに、よろしくお願いします。

回答に対するお礼・補足

分かりやすい説明ありがとうございました。
反応後の割合を分析して特定できればUVCBの方がベターなのでしょうね。
もし、分析できず組成割合の特定も出来ないとなると、難しい回答になるのでしょうか。

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