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環境Q&A

発生土固化処理材について 

登録日: 2008年05月15日 最終回答日:2008年05月16日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)

No.27994 2008-05-15 02:06:16 ZWlb324 下水師匠

勉強不足ですみませんがご指導よろしくお願いします。
推進工事(泥土圧)において、添加材と混合された土の性状から発生土固化処理を行うと思うのですが、自分の設計担当している地区では推進後に発生した土の性状として、含水比51%、含水率41.1%の計算値となります。
建設発生土利用マニュアルにはコーン指数等の判断基準がありますが、これはあくまでも発生土の性状についてのものだと判断しています。
固化処理材を使用する場合においての基準等が法的根拠としてあるようでしたら教えて頂けないでしょうか?
乱文、説明不足あると思いますがよろしくご回答下さい。

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No.28004 【A-1】

Re:発生土固化処理材について

2008-05-15 23:08:44 ぜろえみっしょん (ZWl573a

>建設発生土利用マニュアルにはコーン指数等の判断基準がありますが、これはあくまでも発生土の性状についてのものだと判断しています。

発生土についてのマニュアルですが、工学的判断に基づく基準ですと、発生土には建設汚泥等も含まれています。
(廃棄物処理法上の分類とはまた別ですのでお間違えのないように)
このため泥状を呈するものも発生土利用マニュアルを参考にしてもいいと思います。

回答に対するお礼・補足

ぜろえみっしょんさんご回答有り難う御座います。
ご回答して頂きました内容を読むと、固化材使用の有無の判断もマニュアルの中の一覧表の1種〜4種、泥土での区分を行い、その中の数値基準等と照合して固化材を使用するかを判断して良いのでしょうか?
また、設計時点では判断出来ないので、現場での排出された土の性状により決定すると言う事でしょうか?

No.28012 【A-2】

Re:発生土固化処理材について

2008-05-16 09:13:08 ぜろえみっしょん (ZWl573a

>固化材使用の有無の判断もマニュアルの中の一覧表の1種〜4種、泥土での区分を行い、その中の数値基準等と照合して固化材を使用するかを判断して良いのでしょうか?
>また、設計時点では判断出来ないので、現場での排出された土の性状により決定すると言う事でしょうか?

どの程度(コーン指数等)改良するか確認した上で、配合試験を行うのが一般的かと思います。
固化材の種類にもよりますが、例:5%、10%、15%とだいたい3配合くらいで比較し、どの添加量で目標とする強度が得られるか現場の試料により判断するのが良いと思います。

セメント系の固化材を使用する場合は、確か六価クロムの溶出試験も合わせて行わなければならなかったと思います。確認してみてください。

あと、含水比と含水率の計算が合わないように感じます。
業界によっては含水比と含水率を同等に扱っているところもありますが、土質の関係ですと計算式がことなりますので今一度確認されることをお勧めします。

含水比が51%ですと、含水率は約34%になります。
含水率=含水比÷(1+含水比÷100)だったと覚えております。

回答に対するお礼・補足

早々のご返答有り難う御座います。
理解出来てきた様に思えます。土質で専門的な事となるとなかなか深く携わる事が無く、この様な回答を求められると自身の知識のなさを感じます。
含水比と含水率の計算は再計算してみます。
アドバイスを踏まえて再度協議をしてみます。
有り難う御座いました。

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