一般財団法人環境イノベーション情報機構
オーストラリアとツバルって?
登録日: 2003年07月03日 最終回答日:2003年07月09日 地球環境 地球温暖化
No.2790 2003-07-03 21:49:52 ume
はじめまして。私は今専門学校で国際ボランティア活動について勉強しています。
その授業の中で、ツバルの温暖化被害について発表することにしました。調べていくうちに、ツバルの被害とオーストラリアに関係があることがわかりました。ところが、決定的な理由が見つからず、行き詰ってしまいました。疑問は以下の3つです。
1.なぜ、オーストラリアはツバルの移住政策をうけいれないのでしょう。
2.オーストラリアが京都議定書に批准しない理由。
3.オーストラリアの環境対策。
以上3つですが、もしよろしかったら、ツバルの人々が温暖化の被害から少しでの逃れられる策について、皆さんの考えを聞かせていただけないでしょうか。
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No.2848 【A-1】
Re:オーストラリアとツバルって?
2003-07-09 18:18:17 君山銀針 (
ツバルに対しても基本的にはオーストラリアだけに責任があるのではないと思います。
ただツバルは、温暖化により島の存続さえ危ぶまれている状況を目の前にしながら、
議定書を批准しないオーストラリア(やアメリカ)に対し怒っているという状況があるようです。
http://tuvalu.site.ne.jp/topics/20020304/topics.html
オーストラリアが京都議定書に批准しない理由、というのは「米国及び途上国の参加がなければ、京都議定書を締結しない」という理由表明にみられるようにアメリカに同調していると考えられます。
(京都議定書では オーストラリア は8%の増加を許されている国なのですが...)
これまでの温暖化交渉でもJUSCANZ、あるいはアンブレラグループ(日、米、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどが入る)は1つの交渉グループとして捉えられてきており、どちらかというとCO2削減消極派として分類されていました。
参考 全国地球温暖化防止活動推進センター 締約国による交渉グループ
http://www.jccca.org/cop/7/kaisetsu.html#group
ただJUSCANZ/アンブレラグループの中に入っている国でも、日本とカナダはすでに京都議定書を批准しており、一枚岩ではありませんが・・・。
オーストラリアの環境対策については http://slowlife.goo.ne.jp/australia/epilogue/
にわかりやすい説明があります。
回答に対するお礼・補足
回答、ありがとうございました。
確かに、温暖化は国ごとの問題ではなく、地球規模の問題なんですよね。もちろん私にも責任があるわけで…。
もっと敏感になる必要がありますね。
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