温泉洗浄排水について

No.27639 2008-04-15 02:50:15 ZWl7c2f ゴクラク

温泉施設を薬品洗浄した際に洗浄廃液を下水放流できるかを検討しています。水質は以下の通りです。
・量　１ｔ程度
・ｐＨ　ほぼ中性
・ＣＯＤ　10000mg/l
・ＢＯＤ　55mg/l
・溶解性鉄　100mg/l以上
・溶解性マンガン　100mg/l以上

温泉を湧出している旅館業ですので、溶解性鉄、マンガンは排除されますので河川放流だとＣＯＤが抵触しますので、河川放流は難しいと考えております。

下水放流の場合、ＣＯＤの規制はなく、ＢＯＤはクリアしますが、溶解性鉄、マンガンは下水放流の場合排除されますでしょうか？

ご教授願います。

No.27644 【A-1】

Re:温泉洗浄排水について

2008-04-15 20:02:49 万田力 （ZWl3b51

> 温泉を湧出している旅館業ですので、溶解性鉄、マンガンは排除されますので河川放流だとＣＯＤが抵触しますので、河川放流は難しいと考えております。

　最近水濁法はあまり見ていないのですが、質問の文章はおかしくないですか？
　
> 溶解性鉄、マンガンは排除されます

は、施行令別表第2の備考4によると､「溶解性鉄、マンガンは(当分の間)適用を除外されます｣となります｡（排除という言葉をどのような意味で使われていますか？私の理解する排除は、「不用のものとしてとりのぞくこと。」です。）
　また、

> 河川放流だとＣＯＤが抵触しますので、河川放流は難しいと考えております。

は、同様に備考の５で「BODは海域及び湖沼以外の公共用水域（即ち河川）に放流する場合に限って適用」し、「CODは海域及び湖沼に排出する場合に限って適用」するとありますから･･････、

No.27647 【A-2】

Re:温泉洗浄排水について

2008-04-15 21:52:12 たそがれ （ZWla61d

確かに文章がわかりずらいですね。

まず、河川放流ですが、溶解性鉄、マンガンの基準適用が除外されるのは以前からある温泉施設の排水だけではないでしょうか。H19年最終改正の省令別表第二備考４をみると、そうとしか理解できないのですが・・・。

下水放流の基準にも溶解性鉄、マンガンの基準がありますが、条例がついて回りますので管轄の自治体に聞かないと一歩も進まないと思います。

それから分析結果でも気になるところがあります。
薬品等は特にその傾向があるのですがCODに対してBODが低すぎます。植種がうまくいかずBOD値が立ち上がっていない可能性があります。そんなに低いと考えるのはちょっと危険かも知れません。

No.27650 【A-3】

Re:温泉洗浄排水について

2008-04-16 08:12:40 papa （ZWl998

>下水放流の場合、ＣＯＤの規制はなく、ＢＯＤはクリアしますが、溶解性鉄、マンガンは下水放流の場合排除されますでしょうか？

下水道法第12条の11で条例排除基準が適用になります。ただし直罰ではなく、行政処分になります。
温泉による適用除外は直罰部分のみです。排除基準は直罰適用と同じです。

臨時的で発生量が少ないようですので、経費的にも除害施設を設けるより産業廃棄物として処理することが適切と思います。