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環境Q&A

梱包材は引き取って良いのでしょうか? 

登録日: 2003年06月25日 最終回答日:2003年07月13日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物

No.2723 2003-06-25 11:39:01 ktyn

会員の皆様はじめまして新しく加えて頂きましたktynと申しまして運送業を営んでいます。
メーカー様からお預かりした商品をユーザーへ届け納品後に梱包を引き取っているのですが納品先が工事現場ですと事情が変わってくるのではないかと思い質問させて頂きました。
納品される商品は施工型のお風呂や流し台で梱包材は今のところリサイクルされていません。
梱包材は木枠、ダンボール、発砲スチロール、ビニール、PPバンドなど一般的な梱包材です。
また建設産業廃棄物として扱われる場合には施工業者は排出事業者にはならないのでしょうか?
現場責任者はゼネコン様から大工さんまで様々です。
商品は施工完了後に完成品として現場へ受け渡されメーカーさまは商品代とは別に施工代金も頂いかれています。
では宜しくお願い致します。

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No.2783 【A-1】

Re:梱包材は引き取って良いのでしょうか?

2003-07-03 15:53:54 y/u

>会員の皆様はじめまして新しく加えて頂きましたktynと申しまして運送業を営んでいます。
>メーカー様からお預かりした商品をユーザーへ届け納品後に梱包を引き取っているのですが納品先が工事現場ですと事情が変わってくるのではないかと思い質問させて頂きました。
>納品される商品は施工型のお風呂や流し台で梱包材は今のところリサイクルされていません。
>梱包材は木枠、ダンボール、発砲スチロール、ビニール、PPバンドなど一般的な梱包材です。
>また建設産業廃棄物として扱われる場合には施工業者は排出事業者にはならないのでしょうか?
>現場責任者はゼネコン様から大工さんまで様々です。
>商品は施工完了後に完成品として現場へ受け渡されメーカーさまは商品代とは別に施工代金も頂いかれています。
>では宜しくお願い致します。
>
梱包材のうち、木枠、発泡スチロール、ビニール、ppバンドは産業廃棄物と見なされます。排出事業者は納入先です。納入先から不要であるので「持ち帰れ」といわれて、承諾した時点でメーカーの所有物になります。御社がこれを運搬するためには、産業廃棄物の収集運搬業の許可とメーカーとの間で業務委託契約を締結することが必要必要です。なおダンボールについては意見が分かれるところですが、専ら物であるため特に許可は不要です。
しかし、これを有償で産業廃棄物処分業者に処理を依頼すると、当然のことながら処分の業務委託契約が必要です。ある程度貯めて古紙回収業者または集団回収(町内会等)で処理あうれば無償でOKです。

回答に対するお礼・補足

y/u様はじめまして
大変解り易いご回答をありがとうございました。
ご回答を参考にさせて頂いてメーカー様との交渉に当たります。

No.2884 【A-2】

Re:梱包材は引き取って良いのでしょうか?

2003-07-13 18:58:22 北海道 / きた

>納品先が工事現場

であることを前提とすると、次も参考となります。

Q.廃棄物持ち帰りの法的根拠はありますか?
>B施行業者が現場から梱包材等を持ち帰る。
「施行業者」が建設業か否かでいくぶん見解が変わることも考えられます。建設業での下請けのことでしょうか。
参考としては、
http://www.bcj.or.jp/src/990406-2.html
「建設副産物適正処理推進要綱」講習会における質問と回答
18−5)容器包装を現場から回収するサービスを当社が行おうとした場合、収集運搬や処分に関する許可が必要か。
http://www.env.go.jp/recycle/waste/hikkoshi/manual.html
引越時に発生する廃棄物の取扱いについて
などがありますが、ケースごとに自治体に聞くしかないかと思います。

回答に対するお礼・補足

きた様 はじめまして
とても参考になるご回答をありがとうございます。
特に「建設副産物適正処理推進要綱」講習会なお内容をよく確認した上で荷主と相談してみます。
施工業者さんの中には建設業許可を得て営業されている業者さんと荷主主催の講習会より組み付けのみの施工許可証(ガス、電気、水道等に触れない)で施工されている業者さんに分かれています。
商品の特性上、現場にて組み立てが完了した時点で納品となりので現在のところでは荷主はゼネコン様に対して納入業者でしかありません。
そのために施工業者は建設業としてゼネコン様との間に下請けとしての契約もなく、あくまでも荷主との契約となっています。
もう一度、建設現場での荷主を含めた我々の法的な立場をよく勉強してみます。
貴重なご回答をありがとうございました。

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