一般財団法人環境イノベーション情報機構
酸性雨
登録日: 2003年06月12日 最終回答日:2003年06月21日 地球環境 酸性雨
No.2605 2003-06-12 21:41:07 tun
日本とヨーロッパでは雨のpHは同じくらいなのに、なぜヨーロッパの被害が大きいのですか?
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No.2618 【A-1】
Re:酸性雨
2003-06-13 15:12:23 LP (
http://www.pref.aomori.jp/kankyo/econavi/guide/menu/sanseiu/saseiu.htm
Q; 酸性雨が降っているのになぜ草や木は育っているの
A; 酸性雨が降ると、土の中の栄養分が変化するため植物は枯れてしまいます。日本の土は、ヨーロッパの土に比べて変化しにくいため、今のところ植物は育っていま すが、このまま酸性雨が降り続くと日本でもヨーロッパのように森が枯れてしまうと予想されています。
ということで,土壌成分と植生の違いのようです。
日本は火山国ですので土壌はもともと酸性を示しており,植物が生育できるphにする「自然の中和力」というのを持っていて,なおかつ酸性でも育つ植生がある,というのが理由みたいです。
No.2620 【A-2】
Re:酸性雨
2003-06-13 15:45:18 ちしゃ (
土壌の緩衝機能(中和能力)が日本の土壌では大きいことのほか、
黄砂による中和などがあるといわれています。
黄砂の降下が土壌に影響を与えている可能性も考えられますが・・・
土壌の緩衝機能については http://www.eic.or.jp/QA/bbs02.php3?serial=2546
黄砂の中和については http://www.eic.or.jp/QA/bbs02.php3?serial=24
に書いた回答をごらんください
No.2695 【A-3】
Re:酸性雨
2003-06-21 11:13:16 森野力 (
ヨーロッパの森林、植物が日本のものと根本的に違うということはありません。
原因が同じであれば、結果は似てくるはずです。
そこで、以下の3つが考えられます。
1.雨が問題ではなく、土壌の酸性化に問題がある。
2.雨のpHは被害原因ではない。
3.実は被害は同程度である。
既出のお二人の回答は、どちらも1の見方のようです。
ところが土壌の酸性の程度は場所により異なり、強酸性あるいは緩衝力が小さい場所は双方にあります。
2.ヨーロッパで顕著な森林被害が起きている場所は何処であったか、石弘之さんの「地球環境報告」などを読んでみてください。チェコやポーランドなどで、日本の足尾煙害地のような(それ以上)状況が最近まで続いていたことがわかります。
3.ヨーロッパの現状を正しく知ることです。大規模な国際プログラムによる調査結果を公式サイト(http://www.icp-forests.org/)で確かめてください。2002年レポートもあります。この調査結果がマスコミ等で報道された内容とあまりに違っているのにびっくりされると思います。
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