一般財団法人環境イノベーション情報機構
面の相違による油膜の厚さについて
登録日: 2007年11月14日 最終回答日:2007年11月14日 水・土壌環境 水質汚濁
No.25848 2007-11-14 03:20:45 ZWla937 Sky−walk
環境ド素人ですが、ご存知の方がおりましたら、以下の質問教えて下さい。
油の種類(粘性)・油温・気温・天候などなどによっての状態は違ってくるとは思いますが、下記の表面に油が落ちた場合、油膜厚はどれくらいになるのか教えて下さい。
1.水面 2.コンクリート面 3.アスファルト面 4.塗装面
水面以外はそんなに変わらないような気もするのですが…
よろしくお願いします。
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No.25853 【A-1】
Re:正気で聞いています。それとも冗談。
2007-11-14 17:53:38 みっちゃん (ZWl8a13
>油の種類(粘性)・油温・気温・天候などなどによっての状態は違ってくるとは思いますが、下記の表面に油が落ちた場合、油膜厚はどれくらいになるのか教えて下さい。
>
> 1.水面 2.コンクリート面 3.アスファルト面 4.塗装面
>
> 水面以外はそんなに変わらないような気もするのですが…
>
粘性は一般的に温度の関数です。油温と気温は平衡状態の場合ほぼ一次関数になります。(揮発性が高い場合は違います)
天候は、定義が難しいですが、温度、湿度、風速、地震、津波、竜巻、日照、降雨などです。
前述のように当然温度は関係があります。
湿度は固液の界面の状態を変える可能性があります。
風やその他の物理的な力は非平衡状態のときに大きな影響があります。壁が雨にぬれる場合、風が強いときと弱いときでぬれ方が違うのがわかりますか。また、水面が波打っている場合と穏やかな場合で当然油膜の状態は変わります。
日照は長期的には紫外線や、日照を受けた部分の温度上昇などで影響がありますが、どちらかといえば穏やかな影響でしょう。
降雨は界面をぬらすので、当然大きな影響があります。実際に御自分で濡らした場合と、乾燥状態で油をたらしてみれば理解できるはずです。
また界面の状態は一様でなく、コンクリートやアスファルトは仕上げの方法が多々あり、塗装はその性格に親油性のもの、撥水性のものなど一様ではありません。
貴方の質問は森羅万象条件が定まらないだけでなく、界面の状態をきちんと学ぶには、物理化学物性の大学院卒業程度の学力では理解不能なほど専門的な分野です。此の様な内容の論議をされたいなら、環境のような場ではなく、きちんと基礎を学んでしかるべき場で論議してください。
大体、粘性の高い油は常温では油膜になりません。それほど条件に依存します。
主要な要素は油の粘性と重力、それに加えて固体−液体の界面の状況によって理論計算はできます。
つまり、油の種別とそのときの条件による粘性により油膜の広がり方は大体決まるようですが、そのときの界面の状態の要因も大きいので、貴方の質問方法では回答不能になります。
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