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環境Q&A

熔融炉燃料:A重油のNox濃度及び排出量の計算方法教えて下さい。 

登録日: 2007年08月09日 最終回答日:2007年08月11日 大気環境 大気汚染

No.24158 2007-08-09 12:53:15 熔融炉君

現在産業廃棄物焼却炉設備から排出される、燃え殻と煤塵類を同敷地内処分場での熔融炉の計画をしております。
熔融したスラグは、コンクリート骨材等に再利用を予定しています。燃料としてA重油を136s/h使用し、熔融処理を1000s/hを予定しています。(空気比:1.5、燃焼出口温度:674℃)
現在官庁に申請交渉中の段階で、担当者から窒素酸化物の濃度及び排出量の根拠となる計算式の提示を求められました。
ご指導を受けたい内容は以下の内容です。
@A重油の成分から、燃焼におけるNox濃度及び排出量の計算が求 められますか。(計画段階の為、実測Nox濃度が不明な状態で  す。今後、申請が許可されれば試作機を開発し、各種排ガス測 定等を予定しています)
A同上計算にあたり、実測Nox濃度のデータが無い場合、どのよう に考えれば良いでしょうか。
※この分野は初心者の者です。宜しくご指導の程宜しくお願い致 します。

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No.24166 【A-1】

Re:熔融炉燃料:A重油のNox濃度及び排出量の計算方法教えて下さい。

2007-08-09 18:59:40 火鼠

窒素酸化物は、温度によるNOxと燃料によるNOxがあることから、計算であらわすのは、無理とおもいます。一般的な溶融炉は、1200とか、1600とか、言っている中、674度と極端に低いのは、ちと、意味がわかりません。(この温度では、炭酸カルシウムも分解できないのでは?)特殊な溶融炉でしょうから、もうすこし、ご自分で算出された方がよろしいかと思います。バナーの火炎温度はこんなに低くはありませんよ。仮に、ボイラーのバーナー程度の火炎と周辺温度で済むなら、ボイラーでの、使われる重油データを使われたらいかがですか。ただし、空気比1.5ですから、酸素は、12%換算になると思いますが。

回答に対するお礼・補足

早々にご回答有難う御座いました。
私の説明不足が有りましたので、追加訂正させて頂きます。熔融炉内部温度は、1550℃以上。排ガスの出口側にA重油燃料空気回収用の二重ケーシング空気予熱機を設けています。
また、既設の排ガス処理設備に合流させる排ガス処理方式を計画している為、その合流部手前で2流体噴霧(水と空気)を行い、674℃としています。ご指摘の様に火炎温度は放射温度計にて2200℃前後と確認しています。(ベースとしている納入済み熔融炉より)ご参考となるご意見感謝致します。また、何か疑問が有りましたらご教授宜しく有難う御座います。大変有意義なサイトですね、今後も利用させて頂きます。貴重なご意見参考とさせて頂きます。

No.24204 【A-2】

Re:熔融炉燃料:A重油のNox濃度及び排出量の計算方法教えて下さい。

2007-08-11 21:03:36 Dr.ゴミスキー

 この手の質問に疑問を感ずることがあります。

 設置を考えているプラントメーカーに相談せず、何故この様なところで質問するかです。

 プラントの前提条件(一応、明示されていますが)も分からず答えることは、逆に無責任とも思えますが・・。

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