六価クロムの分析方法Spot testについて
登録日: 2007年07月25日 最終回答日:2007年07月31日 エコビジネス 環境報告書
No.23887 2007-07-25 04:54:48 K
現在、上流メーカーさんから素材の環境証明資料としてICPデータを提出頂いてます。
前回まで、六価クロムの分析はアルカリ抽出法での分析結果を得ており、
定量下限値の結果を下流メーカーさんに報告しておりました。
所が先日、同様の上流メーカーさんからの分析データを確認するとSpot testと言う
分析方法を実施しており、分析結果が「Negative」と言う報告のみで、
結果的に六価クロムが「無い」事は確認出来ましたが、定量下限値が幾つなのか曖昧で、
何ppm未満だったから六価クロムが「無い」と判断したのかさえ分かりませんでした。
我々が納得出来ない結果を下流メーカーさんに情報として流しても
意味が無いと思うので、色々調査を行いましたが、試験紙に溶液を垂らして
有る無しを判定するとしか分かりませんでした。
質問としましては、この様な分析方法が一般的で、今後増えて行くのでしょうか?
後、良くICPデータは高精度精密分析と言われ、当方としましても非常に信頼出来る
分析方法と思っておりますが、このSpot testも同様に高精度と呼べるのでしょうか?
分析機関は、超有名な「S」社なので、それなりに信頼出来るのかとも思ってはいるのですが、
我々としては今まで聞いたことも無い分析方法なので、困惑しております。
もし、ご存じの方が居られましたら、ご教授願えればと思います。
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No.23914 【A-1】
Re:六価クロムの分析方法Spot testについて
2007-07-26 20:50:21 火鼠 (
回答に対するお礼・補足
火鼠様
ご回答有り難う御座います。火鼠さんの言われる通り、分析根拠は分析会社の基本で有り
根拠が有る無しのみであるのはおかしいとは思います。
上流メーカーさんには、確認しましたがそこまで真剣に受け止めて居らず、
結果が出ていれば問題なしと判断されてるようです。
恐らく問題無しと判断しているのは、一担当者レベルと思いますので、今後訴状を
その上に投げかけるつもりです。
只、その際に「Spot test」の論議にも成り兼ねないので、情報収集を行っておりました。
一部分かり掛けてきたのが、IEC62321(製品含有科化学物質測定法)で分析されているのと
「一滴抽出法」という分析方法でした。更に調べて行こうと思います。
他にも何かご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教授願います。
宜しく御願い致します。
No.23951 【A-2】
Re:六価クロムの分析方法Spot testについて
2007-07-29 20:57:04 todoroki (
約50件ほどヒットします。
中には自分の名前等を入力し、ID,PWを
入手しないと詳細不明なものもあるようなので、
まずはこれらをつぶさに調べられてはどうでしょう?
回答に対するお礼・補足
odoroki様
ご回答有り難う御座います。
ピンポイントで当て嵌まる検索結果が有ったので、登録して閲覧した所私のレスでした。
恐らく「Spot test」では見つかり難いのかも知れません。
その分析センターの通称かも知れませんし、もう少し違う角度から探して見たいと思います。
情報のご提供有り難う御座いました。
No.23981 【A-3】
Re:六価クロムの分析方法Spot testについて
2007-07-31 12:10:59 orb (
"スポットテスト" "六価クロム"でググって見てください
山梨のある分析会社の分析依頼書が上位にhitすると思います
その中の
簡易分析 六価クロム スポットテスト法 とは違うのでしょうか?
JIS番号も記載されてますので、ご一読下さい
ちなみにJIS文献、読むだけなら
ttp://www.jisc.go.jp/
上記URLで検索、読むことができます
回答に対するお礼・補足
orb様
ご回答が遅くなり申し訳御座いません。
>「スポットテスト」 「六価クロム」でググって見てください
こちらの件、非常に参考に成りました。
今まで、「スポットテスト」とは思い浮かばず、しきりに「Spot test」で検索しておりました。
ここでかなり話は進展しましたが、この「スポットテスト」は幾つか分析方法が有るようで、
今回の山梨の分析センターの前処理は分かりませんが、定性で簡易分析する方法と
一滴抽出法で、抽出してやり乾燥させたものを分析するのですが、
分析器をこちらでは、「SIMS」で分析する方法と有るようです。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/giho/0505/0505118.pdf
SIMSについては、詳しく知りませんが短時間で詳細分析は可能だが、設備に莫大な金額が掛かり
分析機関が所有と言うより、利益の絡まない研究所が所有している様な装置らしいです。
上流メーカーさんからの回答が未だ来てないので、結果的にどの様な分析をしたのか
分かりませんが、恐らく利益を得てなんぼでしょうから、orb様の情報を得て
簡易分析で「有る」「無し」判定したのでは無いかと推測します。
又、スポットテストに関しては、IEC62321に取り込みIECで案として出したが、
そこで否決されており、標準規格に成らなかったと言うことが分かりました。
どうもそのIEC62321を用いた分析が好ましい(簡易?)と考えている
分析機関も有るようで、その辺りから今回の分析結果に至ったのでは無いかと思います。
何れにせよ上流メーカーさんからの回答が来れば、その辺りも明らかに成ると思われます。
又ご報告させて頂きます。
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