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環境Q&A

再度質問 

登録日: 2003年05月01日 最終回答日:2003年05月01日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物

No.2284 2003-05-01 11:24:44 山田

焼却したものが焼却されずに固まってしまう現象のことをクリンカ現象というのだと聞きました。インターネットで検索しても出てこなかったので、詳しいことを知って見える方があれば回答をよろしくお願いします。

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No.2285 【A-1】

Re:再度質問

2003-05-01 11:49:54 eco-g

初めまして。
「クリンカ」とは、ごみ焼却工場では、焼却炉の中の壁面に付着する、塊を言っています。
これは、焼却されるはずのごみの中にガラス分、プラスチック分、アルミ分などが高温(1000度など)で焼却されると溶け出して、空気の対流で壁面に付着します。
これが塊となり、燃焼効率を阻害します。
また、鍾乳石のように育ってきてしまうと、自重で落下し、炉内を破損させることもあるため、嫌われているものです。
市町村の収集では、「燃やせるごみ」の分別が悪いほど発生頻度は増えていきます。
では、また。

回答に対するお礼・補足

ありがとうございました。とても分かりやすい解説でした。

No.2290 【A-2】

Re:再度質問

2003-05-01 18:56:35 北海道 / きた

>インターネットで検索しても出てこなかった

 質問の内容とは違うのですが、検索の仕方については私はこうしています。
 この場合、「クリンカ 現象」と二つの文字を入れて検索します。googleですが、

徹底検証 炭酸カル入りごみ袋
... 1,000度を超えたとき、炉内を飛び散る灰の粒子(フライアッシュ)が羊羹
のように溶けて炉壁に固着する現象のことをいいます。そこから発熱量の
比較的高いポリ袋が炉内温度を部分的に上昇させ、結果的にクリンカの生
成 ...
www.gomibukuronews.com/kikaku/tancal/ - 32k - キャッシュ - 関連ページ

と出ました。
すると、
「 クリンカとは、炉内温度が1,000度を超えたとき、炉内を飛び散る灰の粒子(フライアッシュ)が羊羹のように溶けて炉壁に固着する現象のことをいいます。そこから発熱量の比較的高いポリ袋が炉内温度を部分的に上昇させ、結果的にクリンカの生成に影響を与えているのだという指摘はありうるでしょう。」という部分が見れました。
 たまたま成功したのかもしれませんが、複数の文字を組み合わせるなどして検索するのも一方法です。


回答に対するお礼・補足

大変参考になりました。ありがとうございます。

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