ダイオキシン類の標準品
登録日: 2007年04月20日 最終回答日:2007年04月20日 健康・化学物質 その他(健康・化学物質)
No.22298 2007-04-20 05:42:06 匿名で・・・
しつこいようですが、No22228とNo22276を拝見しました。
気になるところがいくつかあったので。
JISでは、標準物質に関しての記述で、
「国家計量標準にトレーサブル又は国家計量標準機関が認め た標準物質」
という記述があります。
No22276でshin-meiさんが仰られているC社、W社(多分同じ会社を想像していると思いますが・・・)でC社は分かりませんが、W社に関しては、産総研の「計量標準総合センター」で上記JISでいわれている標準物質として認証していると思います。
そしてダイオキシン初心者さんが仰られていることですが、確かに、MSの校正、検量線等はJISでいわれる標準物質(各濃度)で測定、校正等しなければなりません。
しかし、クリーンアップスパイクやシリンジスパイクはというと、環境省指針やMLAPが認証できる程度の精度管理がきっちりしていることが前提ですが、測定ごとにJISでいう標準品(自分のところに合わせて希釈等した)を買ったりする必要もなく、大元(濃い濃度)の標準品は、JISでいわれる標準品をそろえ、そこから、一次・二次液の調整、自分の所の条件に合わせて混合・希釈して使うこと(調整後の値確認は必須ですが)でいいと思います。
だからそれほどコストは掛からないと思います。
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No.22302 【A-1】
Re:何で匿名で
2007-04-20 19:25:54 レス (
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>No22276でshin-meiさんが仰られているC社、W社(多分同じ会社を想像していると思いますが・・・)でC社は分かりませんが、W社に関しては、産総研の「計量標準総合センター」で上記JISでいわれている標準物質として認証していると思います。
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>そしてダイオキシン初心者さんが仰られていることですが、確かに、MSの校正、検量線等はJISでいわれる標準物質(各濃度)で測定、校正等しなければなりません。
>
>しかし、クリーンアップスパイクやシリンジスパイクはというと、環境省指針やMLAPが認証できる程度の精度管理がきっちりしていることが前提ですが、測定ごとにJISでいう標準品(自分のところに合わせて希釈等した)を買ったりする必要もなく、大元(濃い濃度)の標準品は、JISでいわれる標準品をそろえ、そこから、一次・二次液の調整、自分の所の条件に合わせて混合・希釈して使うこと(調整後の値確認は必須ですが)でいいと思います。
>だからそれほどコストは掛からないと思います。
>
コストドウノコウノは置いておいて、質問者の内容は当然過ぎるほど当たり前のことと思いますが、その当のバリデーションというか、キャリブレーションというか、管理すべき方法等が一番のノウハウであり、逆にいえば管理する側としても一番難しい所と思います。
元レスは私としては何が聞きたいか全く不明で、誘導の方策もないので不参加を決め込みましたが、この当がわからなくて質問したのでしょうか?
当たり前すぎて気が付きませんでしたが、そこまで読まねばいけませんね。まだ修行が足りない・・・
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=22228
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=22276
回答に対するお礼・補足
レス様、レス有難うございました。
質問者が、
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=22228
で火鼠様に書かれているお礼?の中で、「1検体5〜6万なのに標準品だけで2万・・・」というとんでもないことを言われていたので、考え方としてそれはあまりに酷過ぎるなと・・・。
管理については、レス様が仰るとおり一番難しいところだと思いますが、処理検体数や分析する媒体によっても多少なりとも変わってくるとは思うので、そこは自分のところで考えて欲しいものです。
締め切られちゃったので質問という形で出してしまいましたが、確かに自分でも当たり前すぎるほど当たり前な内容だと思います。
No.22309 【A-2】
Re:ダイオキシン類の標準品
2007-04-20 21:17:12 shin-mei (
貴重な情報をいただきまして、ありがとうございます。
「計量標準総合センター」「ダイオキシン」でググって該当する情報にたどり着きました。
しかし、妥当性確認の方法やトレーサビリティ体系も公開しないで、「「国家計量標準機関が認めた標準物質」として示すこととする。」と言われてもなあ...というのが正直なところです。
結局、C社とW社が値付けをして標準試薬として販売しているものが、国際的に標準物質として通用しちゃってる現状を追認しただけのような気がしてなりません。
結局、C社かW社の試薬を使えばOKということで決着ですね。
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