一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

アルキル水銀の分析で回収率が安定せず、検量線がうまく作成できません。 

登録日: 2007年04月04日 最終回答日:2007年04月06日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)

No.21976 2007-04-04 05:32:12 tk

環境庁告示の方法(ベンゼン抽出→Lシステイン抽出→ベンゼン抽出)を行っています。標準液を用いて検量線を作成しようとしたのですが、行うたびにガスクロのピークの大きさが異なります。(同じ標準液をマイクロシリンジで打ってもピークの大きさは変わらないのでGCのせいではないと思われます。)Lシステイン抽出→ベンゼン抽出の操作がうまくいってないと思うのですが、原因が思いあたりません。
何か、こうすればうまくいった等情報がありましたらよろしくお願いいたします。

総件数 1 件  page 1/1   

No.22032 【A-1】

Re:アルキル水銀の分析で回収率が安定せず、検量線がうまく作成できません。

2007-04-06 21:30:54 カタル

>Lシステイン抽出→ベンゼン抽出の操作がうまくいってないと思うのですが、原因が思いあたりません。
原因と考えられるものを挙げてみます。
・L−システインが使い物になっていない
抽出用として液体にしたら、すぐに使えなくなります。
(そこら辺は、JISに書いてあったと思います)
L−システイン抽出が上手くいったかは、抽出された後のベンゼンをGC分析すれば、分かります。
L−システインにアルキル水銀が移っているはずで、ピーク検出しないはずです。
・L−システイン抽出後に塩酸を入れていない
ベンゼンに逆抽出する際に塩酸を入れるはずです。
入れなければ、いくら振とうしてもベンゼンに戻りません。
以上、こんな感じです。
有害物質を分析するのに有害物質を使用する素敵な分析方法ですので、ドラフト内でご安全に作業してください。

総件数 1 件  page 1/1