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環境Q&A

SSについて 

登録日: 2007年03月14日 最終回答日:2007年03月29日 水・土壌環境 水質汚濁

No.21677 2007-03-14 08:13:50 JJ

SSについて質問です。

一般的にSSといわれるものには、土粒子、植物プランクトン、その他有機物など、いろいろあると思うのですが、それらを分離する方法はあるのでしょうか?

どうぞよろしくお願いします。

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No.21686 【A-1】

Re:SSについて

2007-03-14 23:03:40 火鼠

私も足らない人間ですが。この質問。怒りを買う危険があります。なぜなら、貴方の意図が見えない。縣濁物をJIS(排水)で測るのか。貴方の言うSSとは、何?分離して、学術検討するのか?
分離法なんか。いくらでもありますよ。もの知らない私だって。土だけで10種類ぐらい。プランクトンで5種類ぐらい。

No.21718 【A-2】

Re:SSについて

2007-03-16 00:24:55 マッシー・ナナ

SSの概念は、水中に懸濁して浮遊する全ての物質のうち、指定の試験方法で定量されるものです。したがって、厳密な意味では分離定量操作をはさむと、SSの定義から外れますが、分離調査法としては 
1.ガラス繊維ろ紙でろ過した後、捕捉したSS分を速やかに再度水に戻し、微生物などを顕微鏡観察します。
SS測定操作した後の分離調査では、
2.捕捉したSS分を強熱して減量分を大まかに有機分とします。また、3.強熱残留物の多くは、シルト・粘土などの無機分です。有機分が多くなければそのまま、有機分を多ければ強熱残留物を試料として、X-ray回折法等をおこない、鉱物種を同定します。4.化学分析に供して含有成分を定量します。などにより測定します。
蛇足ですが、強熱減量分は、簡易的な微生物量を考えられて、下水処理の指標(汚泥日令等)の計算に活用されました。また、BODと相関を取り有機物汚濁の指標とされたりしました。また、ろ紙の種類が異なるので、厳密にはSSではありませんが、クリプトスポロジウムなどの定量法や、細菌測定のメンブランフィルター法も広い意味では懸濁物の分離です。
蛇手?ですが、SSなどと小難しい言葉を使わないで、水中の懸濁物とか浮遊物とかにすれば、火鼠さまもお怒りにならなかったと思うのです。

No.21901 【A-3】

Re:SSについて

2007-03-29 18:45:38 火鼠

>怒っても、結構ですから。返しレスぐらいは、出来ないのでしょうか?

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