省エネ法荷主対応における天然ガス車の扱いについて
登録日: 2007年03月05日 最終回答日:2007年03月13日 エネルギー 省エネルギー
No.21484 2007-03-05 04:20:53 ケンシロウ
弊社、省エネ法の特定荷主に該当する見込みで、現在、トンキロ法にて集計を行っているところです。
その中で、「天然ガス車」の使用があることが分かったのですが、定期報告書には、揮発油と軽油以外の燃料についての項目がありません。天然ガス車の扱いについて、あちこちを探してみたのですが、最大積載量別のトンキロ→燃料使用量への換算係数などの情報を見つけることができません。
省エネ法の荷主対応(トンキロ法)における、揮発油や軽油以外の燃料の自動車についての扱いについて、ご存知の方、アドバイスをよろしくお願いします。よろしくお願いいたします。
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No.21504 【A-1】
Re:省エネ法荷主対応における天然ガス車の扱いについて
2007-03-06 15:57:18 hiraomiki (
>
資源エネルギー庁のHPに計算を自動的に行なってくれるExcelファイルがあります (作成支援Excelファイル)
取り込んで、付表1の軽油の下のセルをONすれば、右に
LPG,都市ガス、電力があります
http://www.enecho.meti.go.jp/policy/saveenergy/yousiki.htm
回答に対するお礼・補足
こういったものが公開されているとは知りませんでした。Hiraomiki様、ありがとうございました。
しかし、トンキロ法ということで早速付表3を使用してみたのですがどうもよく分かりません。
このフォームでは、黄色で色付けされた「輸送量(トンキロ)」と「エネルギー使用量(数値)」の2つのセルに入力して、初めてCO2量が算出されますが、私共は輸送量(トンキロ)しか把握しておりません。というより、エネルギー使用量が分かるのであれば初めから燃料法を採用するはずです。
トンキロ法を用いる荷主は、区分ごとのエネルギー消費原単位(kl/トンキロ)が必要となるはずですが、この表にはそれが記入されていません。私の使用方法が間違っているのでしょうか?
No.21649 【A-2】
Re:省エネ法荷主対応における天然ガス車の扱いについて
2007-03-13 23:11:01 MAJESTY (
取引している運送会社から数値をもらって算定する。
→ 定期報告書第9表の2にその旨を記載する。
が、最も合理的かつ正確ではないかと思います。
理由等を以下に記載します。
国が作成している「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル」の中では、注記で「CNG 車及びハイブリッド車の燃費については今後の検討課題です。今後の国のガイドライン(ロジスティクス分野におけるCO2 排出量算定方法共同ガイドライン)や業界の設定値を参考にしてください。」とあります。
つまり、換算係数は明確に決められていないので、どこをさがしても見つかりません。
こんな泥舟的な制度を補完するためにガイドラインでは、「定期報告書第9表の2に、具体的な算定方法や係数の内容を記載」すれば、省令に定める係数を使用しなくてもいいことになっています。
法の狙いでもありますが、取引している運送会社から数値をもらうことが最も合理的かつ正確ではないかと思います。
※二酸化炭素排出量原単位の少ない運送会社へ荷主を誘導することによって運輸部門の二酸化炭素削減をめざすというのがこの制度の狙いでもあります。
なお、燃料法によった場合は、使用しているガスの単位発熱量がエコステーションの約款などで明記されていますので、これを採用した方が正確な値が求められます。
hiraomikiさんの回答を一部修正させていただきます。
トンキロ法のシートは、「付表3」になります。
もちろんこの中には「天然ガス」はありません。
こんないい加減な制度をスタートさせてしまうことにも問題がありますが・・・。
参考になればいいのですが。
回答に対するお礼・補足
MAJESTYさま、お礼が遅れて申し訳ございませんでした。
今や天然ガストラックも結構使用されていると思いますが、関係省庁のHPのFAQなどを参照しても、どこにも記載がありませんので、お知恵を頂きありがとうございました。
弊社の現状では、物流量(トンキロ)を把握するだけでも難儀しておりますので、施行に当たってはこういった細かい所もしっかりと網羅しておいてほしいですね。。。。
ありがとうございました。
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