一般財団法人環境イノベーション情報機構
廃電池粉砕における発生ガスについて
登録日: 2007年02月22日 最終回答日:2007年02月22日 大気環境 悪臭
No.21314 2007-02-22 10:52:13 けん
廃電池をリサイクルしている工場がありまして,粉砕工程においてなんらかのガスが発生しているようなのですが,どのようなものが考えられるでしょうか?
処理対象の電池は,一次電池のアルカリ乾電池とマンガン乾電池です。
臭いからはアンモニアは確認できます。電池についてネットで調べた所塩化アンモニウムが使われているとのことで,これについては納得できました。
その他にも何か有害なガスが発生するのでしょうか?
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No.21320 【A-1】
Re:廃電池粉砕における発生ガスについて
2007-02-22 18:47:07 レス (
>臭いからはアンモニアは確認できます。電池についてネットで調べた所塩化アンモニウムが使われているとのことで,これについては納得できました。
>その他にも何か有害なガスが発生するのでしょうか?
アルカリ乾電池とマンガン乾電池の処理は一般には選別→破砕→磁選機→焙焼炉で亜鉛、鉄、マンガン、(水銀)を回収します。燃やしますから当然色々なガスがでます。
通常は排ガス処理装置で除去しているはずですが、そうでなければこれと特定できないほど色々でるはずです。(燃やしてでるものは特定できないぐらい種類があります)
アルカリ乾電池とマンガン乾電池の主な材料は亜鉛、鉄、二酸化マンガン、カーボン粉、塩化亜鉛、酸化亜鉛、紙・プラスチック、水分ですから、電池の材料そのものからは、古い電池(1992年以前製造品)に入っていた水銀ぐらいですが、燃やしてしまえば色々な物質が出来てしまうので良く分かりかねます。
回答に対するお礼・補足
回答どうもありがとうございました。
ただ,その工場では焙焼炉をもっていないので,焼却は別業者で行っているようです。
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