日局常水の試験頻度について
登録日: 2007年02月12日 最終回答日:2007年02月19日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)
No.21114 2007-02-12 11:30:40 クンチャン
当社の工場では医薬品製造の製造用水を工業用水を浄水した日局常水に適合する水を用いています。
日局常水が飲料水試験50項目の試験に移行します。
現在は月1回常水試験を行っていますが、この移行による分析頻度の検討を行っています。分析頻度は過去6ヶ月50項目の分析を業者で月1回実施したデータにより判断しようと考えています。全試験をやる頻度は今までより減らして2ヶ月に1回とし、業者分析データより、基準値に対して比較的高い値が出ている項目については月1回実施する方法があると考えていますが、何かアドバイスがあればお願いします。
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No.21130 【A-1】
Re:日局常水の試験頻度について
2007-02-13 12:18:22 だいけい (
第15局改正対応ですね。
私の会社でも、地下水を原水としており、自社検査の対応を進めているところなのですが、全項目は1回/年(過去3年のデータは有しておりますので)、その他は水道法に準じた最低限の検査頻度を考えております。
それだけの頻度で実施されるのであれば、問題なさそうに思えます(逆にこちらが心配・・・)。
回答に対するお礼・補足
どうもありがとうございました。
参考になりました。
回答がまだあるので確認していきます。
No.21137 【A-2】
Re:日局常水の試験頻度について
2007-02-13 14:53:07 レス (
>日局常水が飲料水試験50項目の試験に移行します。
>・・・何かアドバイスがあればお願いします。
日局常水が分析頻度を規定していないとして、飲料水試験50項目に移行すると考えたら、医薬品を使う身になって考えれば水道と同等以上の考えでチェックしていただきたいと思うのは私だけでしょうか?
以下のURLの(定期及び臨時の水質検査) 第十五条を参考にご検討お願いしたいと思います。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/topics/suisitu04/1.html#15-1-2
回答に対するお礼・補足
どうもありがとうございました。
参考になりました。
No.21140 【A-3】
Re:日局常水の試験頻度について
2007-02-13 18:51:06 だいけい (
一般的な意見として承りましたが・・・。
弊社の運用でも、水道法は十分満たす(同等以上の)運用です。多額のコストを掛けて検出される可能性の無い項目を検査するのは、公益が目的の水道事業体ではない我々にとって無意味です。
過去、高い数値を検出した項目については、当然頻度を上げて検査を実施しています。
レス様はこれでは不十分とおっしゃられていますか?
回答に対するお礼・補足
ありがとうございました。
これを参考にして検討を続けます。
No.21144 【A-4】
Re:日局常水の試験頻度について
2007-02-13 20:36:43 レス (
すみません、普段口数の多い私としては、少々書き込み不足でした。
お二人の会話に口を挟もうとしたのではなく、読まれている方々にお願いしたつもりでした。
ここにお詫びいたします。
日本薬局方を、改めて読み返し、検査回数が記載されていないように思い書いてしまいました。
私としては、必要条件のつもりで書き込んだのですが、A-3を呼んで改めて、言葉使いの悪さに気がつきました。
No.21146 【A-5】
Re:日局常水の試験頻度について
2007-02-13 21:04:32 思うところがあって、今回は匿名 (
少々過激なところは気になりますが、その素直さが好感をもてます
No.21148 【A-6】
Re:日局常水の試験頻度について
2007-02-14 07:26:13 だいけい (
日局常水の規格では、水道法第4条に基づく水質基準に適合するほか、アンモニウム試験に適合すると定められています。我々は、この文面から、水道法を遵守し、水質基準を確実に満たすことができていれば良いものと受け取っています。
あとは、水質基準逸脱の発見遅れリスクと検査コストとのトレードオフで頻度を設定すれば良いのではないでしょうか?
行政に相談するのも良いかも?
回答に対するお礼・補足
どうもありがとうございました。
コスト的な面も考慮しながら検討をすすめています。
ところで、水道法施行規則15条に記されている分析頻度の低減については、水道を供給する側のことであって、日局常水の対応についてはあまり関係ないとおもっていますが、だいけい様、どうお考えでしょうか。
No.21258 【A-7】
Re:日局常水の試験頻度について
2007-02-19 16:13:20 だいけい (
弊社は地下水を水源として工場内の飲料水、常水を製造・供給する水道法上の「専用水道」としての運用をしております。すなわち水を供給する側でもあります。
供給する側(すなわち原水や上水の水質や変動が把握できている者)の観点から見た場合、例えば今まで検出されたことのない物質が、今後検出されるリスクは、大変低いものと考えます。おそらく、水を受給する側(原水の水質変動などの状況をあまり把握されていない者)は、そのリスク度合を認識しきれていないので、頻度を上げようという発想になるのではと考えます。
外注検査では全項目検査1検体1回当たりウン十万ですから、我々に全項目をできるだけ実施したくないっていう側面があることも否定はしません。
回答に対するお礼・補足
どうもありがとうございました。だいけい様のご意見を参考にし、検討中です。
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