一般財団法人環境イノベーション情報機構
フェノール類 抽出法による測定
登録日: 2006年12月26日 最終回答日:2006年12月31日 水・土壌環境 水質汚濁
No.20095 2006-12-26 07:58:17 ちぃ
環境分析をしている者です。
JISK0102によるフェノール類の測定を抽出法で行っていますが、
どうも検量線が高くなってしまいます。
相関係数は、1に近いのですがオレンジ色の「工場排水試験方法」という本に載っている参考の検量線と合わないのです。
わたしの計算が間違っているのかもしれないので、よくご存知の方がいましたら詳しく教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。
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No.20127 【A-1】
Re:フェノール類 抽出法による測定
2006-12-27 13:55:06 なんちゃって計量士 (
>
まず抽出法って何ですか?(JISにはありません)
検量線は毎回異なりますが?(じゃなけりゃ一回で間に合う)
>相関係数は、1に近いのですがオレンジ色の「工場排水試験方法」という本に載っている参考の検量線と合わないのです。>
>
何との相関係数?(直線に近いといいたいの?)
それなら参考の検量線を使いますか?意味は解りますよね?
>わたしの計算が間違っているのかもしれないので>
>
間違いなら直しなさい。計算式も記載しないで指摘できるわけがない。
貴方は検量線を使う分析は、この方法以外は経験がないのですか(でしたら再度聞いてください)そのことを思い出せば検量線がどんな物か解りますよね。
おかしな物で、不安を抱きながら分析すると、おかしな結果になることが多いですよ。心配ならば検量線を作る時の計測回数を多くするだけで(計測ポイントは増やしませんよ)過誤は防げます。
ところで、電圧の設定とかいわゆるユーティリティをきちんと管理していますか?
機器のオーバーホール不足や器具が汚れているなんてことは当然ないですよね・・・
No.20135 【A-2】
Re:フェノール類 抽出法による測定
2006-12-27 18:47:44 トゴット (
抽出法とは、クロロホルムで行うヤツですよね。
ちょっと思いつくままに書いてみましたので、思い当たる節を反芻してみて下さい。
蒸留操作が、この測定法のポイントです。
かなりガンガンに熱して行うようにやるため、突沸しがちですが、突沸させると正の誤差を生じやすくなります。
逆にチョロ火だと回収率が極端に悪くなります。
さらに標準ブランクやサンプルブランクは結構高いはずです。
きちんと補正していますか?。
また、使用標準は自分で作っていますか?
標準を作成するには、案外面倒なのと標定がクソ面倒です。
今は市販のものがありますので使用してみては?
また、使用する分光光度計によって、値が微妙に変わってくるので文献を丸々信用するというのも?
あと考えられるのは、抜本的に抽出操作を間違えている・・・ということです。
色々、確認してみて下さい。
No.20148 【A-3】
トゴットさんへ
2006-12-28 11:47:57 なんちゃって計量士 (
>
正式名称になければないのです。かってに命名しないで頂きたい。私のJISK0102はJISK0400のことです。なんてことがいえますか?言語を否定することになります。つまり貴方は会話の成立を否定しているのと同じことです。それ以上に質問者を素人扱いしています。
>蒸留操作が、この測定法のポイントです。かなりガンガンに熱して行うようにやるため、突沸しがちです、突沸させると正の誤差を生じやすくなります。逆にチョロ火だと回収率が極端に悪くなります。>
>
質問者は相関が良いと宣言しています。それでもここに注目されますか?
>さらに標準ブランクやサンプルブランクは結構高いはずです。きちんと補正していますか?。>
>
測定精度の結果によりますが切片の問題です。どこで補正するかでしょう。気にする人は気にしますがこの検査法(吸光光度法)では気になるはずがないと思いますが?
>また、使用標準は自分で作っていますか?標準を作成するには、案外面倒なのと標定がクソ面倒です。今は市販のものがありますので使用してみては?>
>
なぜ評定をおこなわなければいけないか、理解されていますか?そんなに安定な試薬ではないはずですが?
ところで質問者はどこへいったのでしょう
No.20154 【A-4】
Re:フェノール類 抽出法による測定
2006-12-28 18:26:38 火鼠 (
No.20197 【A-5】
Re:フェノール類 抽出法による測定
2006-12-31 12:55:30 筑波山麓 (
アンチピリン色素は、水溶液中で510nm付近、クロロホルム溶液中で460nm付近に極大波長を示します。
また、発色のピークは460nm付近ですが、単に、吸光光度計で「460nm」で測定してはいけません。標準液を発色させた溶液を440〜480nmの範囲で1nmキザミ程度(場合によっては、1〜0.1nmキザミ)で吸光度を測定し、ピークの形状及び発色のピークが○○○nmにあるかを確認したのち、測定する必要があります(この確認は最初に行う必要があります)。
回答ですが、@調整した標準液濃度は誤っておりませんか。参考書のものと同濃度の標準液で2倍程度以上吸光度が相違するときは、標準液の濃度調整ミス、濃度計算ミスの可能性があります。A検量線の計算は誤っていませんか。エクセル、又は関数電卓で確認してみてください。B最後に、最も可能性が高いですが、ブランク補正を忘れていませんか。ブランクで「0合わせ」をしてから測定して下さい。
これらの誤りがないことが分かりましたら、「トゴット」さんの言う市販のフェノール標準液を購入し(既に市販の標準液を使用した結果でしたら、他メーカーの標準液を購入する)、再度、標準液を調整し、試料として「ちい」さんの言われる「抽出法」で測定してください。一致するようでしたら(但しBは一致します)、測定値そのものに誤りはないようです。
なお、回答者に「お礼」とは言いませんが「返事」はしてあげてください。
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