一般財団法人環境イノベーション情報機構
PCBが多いダイオキシン類の対応
登録日: 2003年03月08日 最終回答日:2003年03月17日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染
No.1953 2003-03-08 12:37:59 watanabe
PCBの分析により検出はされたものの基準を満たしている試料について、ダイオキシン類を分析しました。
ダイオキシン類にはPCBが含まれているので、基準を満たさないこととなってしまいます。
その分類においてもPCBの割合が高いため、試料対象である物質の取り扱いは封じ込め等の処理となってしまいます。
ダイオキシン類中にPCBの割合が多い物質に対する適切な判断などをお教えください。
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No.1970 【A-1】
Re:PCBが多いダイオキシン類の対応
2003-03-11 15:29:23 ヒソヒソ話 (
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>ダイオキシン類にはPCBが含まれているので、基準を満たさないこととなってしまいます。
>
>その分類においてもPCBの割合が高いため、試料対象である物質の取り扱いは封じ込め等の処理となってしまいます。
>ダイオキシン類中にPCBの割合が多い物質に対する適切な判断などをお教えください。
>
コプラナーPCBであっても、ダイオキシン類なのでダイオキシン類の基準超過と考えるべきはずです.
コプラナーPCBのみであれば、ダイオキシン類の基準を除外されるはずは無いと思います.
回答に対するお礼・補足
ウガさん、ヒソヒソ話さんへ
遅くなりましたがお礼申し上げます。
PCBについても混合物ゆえに、ダイオキシン類と同様に毒性当量の考えはないんですね
コプラナーは、ダイオキシン類ではなく、PCBに入れて評価すべきと考えてしまいます。
そんなことを言ったら、有機化合物の当量を設定して、標的臓器別に評価しないといけないと暇つぶしに考えてしまいました。
No.2007 【A-2】
Re:PCBが多いダイオキシン類の対応
2003-03-17 01:16:13 ウガ (
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>ダイオキシン類にはPCBが含まれているので、基準を満たさないこととなってしまいます。
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>その分類においてもPCBの割合が高いため、試料対象である物質の取り扱いは封じ込め等の処理となってしまいます。
>ダイオキシン類中にPCBの割合が多い物質に対する適切な判断などをお教えください。
>明確に判断できる資料は無い様に考えられます。ただ、法律上の分析方法から考えるとき、PCBはカネクロール(市販PCB)が標準となっていますが、ダイオキシン中のPCB、すなわち、Co−PCBのなかには、先のカネクロールに含まれていないものがあることから、これらはPCBであってもダイオキシン類に含まれるものと考えられます。この様に考えると、それぞれ分類し、対策に当てはめることができると考えられます。
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