環境経済学を食糧からみた新書
登録日: 2006年11月24日 最終回答日:2006年11月27日 環境学習 その他(環境学習)
No.19509 2006-11-24 02:57:57 泉
趣味で環境について学んでいる者です。
環境経済学に興味があり本を読みあさっていたのですが、最近、フェアトレードの本を読み、食糧の流通、飢餓と飽食についても興味がでてきました。
環境経済学は、企業や政策といった先進国から見たものが多いように思うのですが、食糧や農業、貿易などから見た本はないのでしょうか?
環境とはあまり関係のない学部の大学生で、詳しいことは知りませんので見当違いな事を言っていたら申しわけありません。
環境経済学を食糧からみた新書を紹介してください。
(農業経済学を環境からみた新書)
専門的でない本を紹介していただけるとありがたいです。
お金の関係で、できれば新書または文庫本でお願いします。
ついでにすでに読んだ新書は
世界経済図説
世界経済学入門
アジア経済危機と発展の構造地球の破産
"トウモロコシ"から読む世界経済
環境共同体としての日中韓
エコロジカルな経済学
環境経済学入門
環境経済学への招待
環境問題とは何か
世界森林報告
です
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No.19524 【A-1】
Re:環境経済学を食糧からみた新書
2006-11-25 21:29:31 todoroki (
「環境とはあまり関係のない学部の学生」さんに、「環境経済学」と「食糧の流通」,「飢餓と飽食」の断面から興味を持ってもらえるのは、いいことだと思います。
私は、神戸山手大学 環境文化学科のK.H.フォイヤヘアト教授、中野加都子教授のお二人に、まずは手紙か何かで伺ってみてはいかがかと思います。(私はお二人ともお目にかかったことがあります。)環境経済学だけでなく、社会科学,自然科学等、幅広い知識をお持ちの方々なので。
また、たとえば検索サイトに「環境経済 食糧 流通」などと入れると、主な研究機関(大学が多い)が出てくるので、それらの研究室に相談してみるのも一つかと思います。
さらに、12月14〜16日まで、東京ビッグサイトで「エコプロダクツ2006」が開催されます。ここでは、数々のセミナー,シンポジウムや、環境関連のいろいろな書籍も販売されますので、色々見比べて買うこともできます。お近くにお住まいなら、行ってみてはいかがですか?
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。
環境について話すことのできる友達がいなく、こちらから一方的に本などに接しているだけなので、どうも独りよがりな意見が多いように思います。
なので、大学の教授に相談するのは恥かしいです。が、どうしても、行き詰ったらK.H.フォイヤヘアト教授、中野加都子教授のお二人に伺ってみたいと思います。
貴重なご意見ありがとうございました。
No.19530 【A-2】
Re:環境経済学を食糧からみた新書
2006-11-26 01:46:09 筑波山麓 (
http://www.nikkei.co.jp/events/eco/
私は、環境関係でいろいろ見てまわろうかなと思って参加するのですが、書籍販売、種々のシンポジウム・セミナー、イベントがあり、「泉」さんのような学生さんが参加することは大変有意義なのではないでしょうか。
回答に対するお礼・補足
「エコプロダクツ2006」のページを見て行ってみたくなりました。
地元のシンポジウムなら参加したことがあるのですが・・・。東京は遠いです・・・。
電車とバスで学校に通うお金がなく、片道1時間以上かけて自転車で通う苦学生(エコロジスト(笑)なので行けるかわかりませんが、今年行けなかったら来年はお金貯めて行きたいと思います。
No.19532 【A-3】
新書なら
2006-11-26 09:34:03 大門館 (
>(農業経済学を環境からみた新書)
>お金の関係で、できれば新書または文庫本でお願いします。
この方の質問文は「新書又は文庫本」ということなので、ひとまずイベントや研究機関は脇に置いて情報の提供をしてあげたいですね。というワタシも直接の解答を持っていません。が、新書に関してでしたらこちらがおすすめです。キーワードに応じた新書に限らず、関連分野・連想分野のマップが表示され、いろいろたどっていけます。なんせ国内で発行された新書の数は有限ですから、全体を見渡すことは可能なようです。
■おすすめサイト名「新書マップ」
■URL:http://shinshomap.info/
回答に対するお礼・補足
新書マップはよく利用させてもらっているのですが、なかなかテーマにあった本がみつからなくて・・・。
植田和弘著の「環境経済学への招待」が掲載されていなかったと思いましたので新書全てではないかと思っていましたが、自分の検索が甘かったのかもしれません。
ご回答ありがとうございます。
No.19543 【A-4】
環境経済学を食糧からみた新書
2006-11-27 12:29:42 大門館 (
□世界の食糧・農林水産事情
http://www.fao-kyokai.or.jp/world/index.html
●次に新書・文庫系です。紀伊国屋書店のサイトを眺めて切り貼りしました。ワタシが読んだのは2つだけです
■中公新書
『コーヒーが廻り世界史が廻る―近代市民社会の黒い血液』ISBN:4121010957 臼井 隆一郎【著】\714
■中公新書
『入門 環境経済学―環境問題解決へのアプローチ』ISBN:4121016483日引聡、有村俊秀【著】\819
■筑波書房ブックレット
『WTOと世界農業』村田武【著】販売価:\787
■市民フォーラム2001事務局;現代企画室
『農業貿易と食料安全保障―食料自給崩壊のメカニズム』ISBN:4773898216 ワトキンズ,ケビン【著】古沢広祐【翻訳監修】販売価:\840
■講談社学術文庫
『スモール イズ ビューティフル―人間中心の経済学』ISBN:4061587307 シューマッハー=E=F【著】小島 慶三・酒井 懋【訳】\1,260
■扶桑社
『ほっとけない世界のまずしさ』ISBN:4594051898 ほっとけない世界のまずしさ【編】\879
■経済企画庁総合計画局 国立印刷局
『21世紀:持続的経済成長の展望と課題
地球環境・エネルギ−・食料問題研究会報告書』
ISBN:4173144008 \903
●加えて参考として、選書などです(価格高め)
■近代文芸社
『スミスの穀物貿易論』ISBN:4773354496
大野 忠郎【著】販売価:\1,223
■作品社
『コーヒー、カカオ、米、綿花、コショウの暗黒物語―生産者を死に追いやるグローバル経済』
ボリス=ジャン=ピエール【著】林 昌宏【訳】
販売価:\1,680
■朝日選書
『世界銀行は地球を救えるか―開発帝国50年の功罪』ISBN:4022596678 ジョージ=スーザン、サベッリ=ファブリッチオ【著】毛利 良一【訳】\1,732
■朝日選書
『なぜ世界の半分が飢えるのか 食糧危機の構造』ISBN:4022593571 スザン・ジョ−ジ、小南祐一郎\1,785
■講談社選書メチエ
『「飢餓」と「飽食」 食料問題の十二章』ISBN:4062580209 荏開津典生 \1,785
■農山漁村文化協会
『食料自給を世界化する―その論理と可能性』ISBN:4540930664 犬塚 昭治【著】販売価:\2,039
■岡山大学教育出版
『経済発展と農工間関係』ISBN:4887304722 山下 景秋【著】\2,310
以上です
回答に対するお礼・補足
こんなに丁寧な回答ありがとうがざいます。
世界の食糧・農林水産事情はさっそくいってみました。参考になりました。
とりあえず、一通り図書館で借りて気に入った本を購入しようと思います。
本当にありがとうございました。
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