一般財団法人環境イノベーション情報機構
ゴミの焼却に於いて 元素成分が不明なとき、理論空気量は算出できますか？
登録日： 2006年11月10日 最終回答日：2006年11月12日 ごみ･リサイクル ごみ処理
No.19276 2006-11-10 12:32:45 るしふぇうす
ゴミ焼却設備の運転管理をしています。
ゴミの焼却に必要な理論空気量を算出しようと
勉強しているところなのですが、
職場に残っている資料の中には
理論空気量について 一切の説明がなく
ゴミの元素成分についても全く触れられていないため
ゴミ（燃料）に含まれる酸素分・水素分などが推定できず
どう計算したら良いのか 行き詰まっています。
ゴミ質検査は行われているのですが
ごみの種類・組成,理化学的性状
（可燃分・水分・灰分・低位発熱量）までしかなく
検査を発注している親会社に問い合わせると
元素成分までは頼んでいないということでした。
元素成分表なしで 理論空気量もしくは必要空気量を
算出出来る方法というのはあるのでしょうか？
不可能なのであれば 親会社にその旨を説明したいと考えておりますので
可能か不可能か だけでも御教授おねがいします。
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No.19284 【A-1】
Re:ゴミの焼却に於いて 元素成分が不明なとき、理論空気量は算出できますか？
2006-11-10 17:49:25 Ｄｒ．ゴミスキー （
そこには、ヒントがあります。まずは、基礎を学ぶための努力をねがいます。
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=19220
回答に対するお礼･補足
大変申し訳ないのですが
この設問から理論空気量の逆算に必要な
ヒントなのかが読み取れなかったので
質問をさせていただきました。
発熱量が同じであれば
燃料の成分にかかわらず理論空気量はほぼ一定であるということなのでしょうか？
No.19292 【A-2】
Re:ゴミの焼却に於いて 元素成分が不明なとき、理論空気量は算出できますか？
2006-11-11 08:32:07 素人 （
ゴミみたいな混合物の元素組成を調べたところで、大した参考にはならないと思います。設計時の想定はあるでしょうが、理論空気量はやはり実負荷状態で統計的に求めるしかないでしょう。自治体ごとに分別基準が異なりますし、分別に対する住民意識も違えばゴミ組成も違うはずです。
最近の炉なら燃焼室出口に残存酸素濃度計が付属してるでしょうから、燃焼ファン空気量と残存酸素濃度から容易に算出できるはずです。どちらの情報も運転記録に残ってるはずですからそれを基に算出したらいかがでしょうか。
回答に対するお礼･補足
ありがとうございます。
５年前に建てられた炉なのですが
排ガス量・酸素濃度共にバグフィルターの後ろのみしか
測定機器がついておりません。
また この数ヶ月間の間に
急激に排出酸素濃度が高くなり
排ガス量も半年前と比較すると約１.３倍まで跳ね上がったため
『本来必要な空気量はどのくらいでよいのか』
ということがますますわからなくなっているので
質問させていただきました。
No.19294 【A-3】
Re:ゴミの焼却に於いて 元素成分が不明なとき、理論空気量は算出できますか？
2006-11-11 18:33:59 火鼠 （
>算出出来る方法というのはあるのでしょうか？
>
>不可能なのであれば 親会社にその旨を説明したいと考えておりますので
>可能か不可能か だけでも御教授おねがいします。
>
>発熱量と、水分が分かっているのなら、そんなに狂わずに計算はできます。元素成分なんて必要ないと思いますが？
焼却炉の設計と計画 だっけか、昔使った本ですが、明細に書いてあります。２万ぐらいの本です。例題も一杯あるので、探してみたらいかがでしょう。まだ絶版にはなっていないと思います。わたしは、想定発熱量でずいぶん計算しましたけど。そんなにガス量違ったことありませんけどな。。
>
>
>
>
>
回答に対するお礼･補足
ありがとうございます。
早速探してみることにいたします。
No.19308 【A-4】
Re:ゴミの焼却に於いて 元素成分が不明なとき、理論空気量は算出できますか？
2006-11-12 21:00:23 Ｄｒ．ゴミスキー （
質問内容からごみ焼却プラントの維持管理業務担当と察しましたので、市販されている図書や専門家向けの図書をお読みなることを勧めた次第ですが、真意を読み取れなっかと理解しました。
それ以前に職場にその様な図書類がないことに驚きでもあります。
維持管理業の団体からもご質問に対処可能な参考資料が発行されています。
Ａ−３の火鼠さんからも参考図書の有無が紹介されていますが、参考図書を探すことも勉強です。
回答に対するお礼･補足
ありがとうございます。
お答えを頂いていると
『まだまだ専門図書に触れられていない状態なのだな』
ということに痛感させていただきました。
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