投げ込み式水位計
登録日: 2006年10月23日 最終回答日:2006年10月24日 環境一般 調査/研究
No.19052 2006-10-23 01:40:21 計測器
圧力式水位計の方式で『ダイアフラム式』『静電容量式』『半導体式』と有りますが、違いが良く分からないのですがメーカーがかってに呼んでいるのでしょうか、それとも実際に異なる方式なのでしょうか?
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No.19055 【A-1】
Re:投げ込み式水位計
2006-10-23 21:20:21 Dr.ゴミスキー (
メーカーが勝手に呼んでいる訳ではありません。
計装の実務では、簡単な話です。まずは、『ダイアフラム』、『静電容量』、『半導体』の意味・定義をHPでの検索や計装を説明している図書等で学ぶことをお薦めします。
回答に対するお礼・補足
早速のご返事ありがとうございます。
質問の仕方が良くないようです。
ダイアフラム. が水位を液体圧として受け、液体圧を静電容量式圧力センサにより電気信号へ変換し、などと記載されていますので、ダイアフラムは感圧部の伝達形式で静電容量や半導体は圧力を信号に変換する部分の形式と思うのですが?
とすればダイアフラムは使用又は不使用の表示は必要ですが、変換器の型式を表示しないのはおかしいのではないかと思ったのですが?
つまり圧力の変換方式を表示するのが型式と思うのですが肩透かしのような表現ではと思ったしだいです。
No.19068 【A-2】
Re:投げ込み式水位計
2006-10-24 17:42:47 Dr.ゴミスキー (
当初、『半導体式』に疑問を感じていましたが、お礼の内容から、半導体の役割は、信号変換のためのものと理解できました。
しかし、質問の前提が不明な点もあるので、推測で答えます。
『ダイアフラム式』は、槽の底部に取り付け、その圧力変化を電気信号に変えていると思われます。
『静電容量式』は、槽の上部に取り付け、空間部分の静電容量の変化を電気信号に変えていると思われます。
回答に対するお礼・補足
たびたびすいません。
本当に説明が悪いようです。
投込圧力式レベル計を調査している時にメーカーの説明書にダイアフラム水位計、シリコン振動式水位計、水晶式水位計、静電容量式水位計、との解説がありました。一般的な話として水晶式が優れるが高価であり、半導体とシリコン式は同程度。との記述がありこれらの記載、A-1のお礼に記述した内容と自身の知識から判断するに半導体式、シリコン振動式、水晶振動式、静電容量式はどう考えても圧力を電気信号に変換する発信機部分としか考えられません。
それに対してダイアフラムは圧力を発信機に伝える部分の保護膜としか考えられないのです。各メーカーに聞けば答えがあるとは思うのですが、それは単純に一つをつぶしたに過ぎないと思い、一般的に異種の物を比較して型式と表示するような話が計装の世界にはあるのかとおもいこちらに相談したしだいです。
No.19071 【A-3】
Re:投げ込み式水位計
2006-10-24 21:43:22 papa (
変位の検出方法については差動トランスなどによる電磁的検出やダイヤフラムに組み込んだ半導体素子によるものなどがあります。
計装機器は単に感度だけではなく、内外部からのノイズや長期にわたる安定性などについても優れたものが採用されています。
メーカーの説明書は誤りではありません。
私のところでは下記の投げ込み式水位計(ダイヤフラム式差動トランス検出)を使っております。
http://www.jfe-advantech.co.jp/jpn/water/suiikei/main.html
回答に対するお礼・補足
Dr.ゴミスキー さま papa さま
色々なご助言ありがとうございました。
ようやく意味がつかめました。ダイアフラムが圧力計などに使われている事は知識としてはあったものの、機構としては作動する膜との認識であり検出器部のみで型式を分類するとの思い込みがありました。
今回は溶液が少々特殊であったので、投げ込み式の水位計を検討するのあたり、自分では珍しく細かく検討したところ、いかに今までいいかげんに機種を選択していたか思い知らされました。
今後ともよろしくご指導くださいますようお願いいたします。
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