環境プラス側面について
登録日: 2006年10月18日 最終回答日:2006年10月23日 エコビジネス 環境マネジメント
No.18978 2006-10-18 10:28:57 USO-800
こんにちは。
会社組織で事務局に所属しているものです。
ISO14001 4.3.1環境側面に関してご意見聞かせてください。
現在、弊社では環境プラス側面として登録しているのはその効果が確認できるものに限っています。
たとえば、それを行うことにより洗浄剤使用量が減った、費用削減効果が出たなどです。
これに対して「教育」による効果はプラス側面としてあげても良いものかどうか?悩んでいます。
規模の大小(少人数の部署内教育〜全社的なものまで)にかかわらず、教育による効果は実質的な結果は見えにくいものの、なんらかの潜在的な効果は期待できるはずです。
あるいは「潜在的プラス側面」などとする考え方もあるかもしれないのですが、皆さんのご意見、あるいは組織で行っているやり方をご教示いただければ幸いです。
総件数 2 件 page 1/1
No.19000 【A-1】
Re:環境プラス側面について
2006-10-19 10:46:56 きら (
結論からいいますと、USO-800様の方で決めていただければ良いことだと考えます。
4.3.1では、活動・製品・サービスの環境側面を特定する手順を確率し、維持することが求められています。
「活動=教育」と捉えることもできるのではないでしょうか。
問題となるのは、どういう教育をするのか?どうやって教育するのか?だと思います。
教育用のテキストを全員に配布したら、コピーの枚数が増えてしまったというのでは、逆効果かなと思います。
教育を4.4.7の緊急事態に繋げるということもできるのではないでしょうか?
教育の一環として、ブレーンストーミングのようなもののを行い、今までに発生していないが、将来、予想される緊急事態をリストアップし、準備・対応策が構築できれば、教育が4.3.7だけではなく、予防処置まで行うことになります。
最後に、「教育による効果は実質的な結果は見えにくい」といわれていますが、ISOでは、PDCA、CAPDOが重要ですので、何らかの形で効果を評価する必要があります。
教育の前と後では、○○の使用量が減ったとか、○○の排出量が減った等が分かる様にするのがベターかなと思います。
当社では、某TV番組のまねをして、ビフォー、アフターと呼んでいます。
とりあえず、教育を入れてみて、ダメだったら除外するという方法もありかな?
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。
>結論からいいますと、USO-800様の方で決めていただければ良いことだと考えます。
これはよくわかっているのですが、やはり基準が必要だと思うのです。
おっしゃるように
>教育用のテキストを全員に配布したら、コピーの枚数が増えてしまった〜
というのは明らかにマイナスになってしまいますよね。
その教育によるプラス面とマイナス面の定量的な評価ができると良いのですが。
緊急事態に対する教育は、各部署に対して年に2回義務付けており、これはプラス側面とは考えていません。
貴重なご意見ありがとうございました。。
No.19049 【A-2】
Re:環境プラス側面について
2006-10-23 07:10:07 ISO命 (
このようなお話を見かけるといつも書いておりますが、ISO規格に「プラスの環境影響」という語はでてきますが、「プラスの環境側面」という語はありません。
プラスの環境側面とは、どこかの講習機関が言い出したことと聞きます。ISOの本質は何か?と振り返ってください。
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。
本件では用語の定義や解釈は追及しようとは思いません。
>ISOの本質は何か?と振り返ってください。
この言葉はおっしゃるとおりだと思います。
総件数 2 件 page 1/1