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環境Q&A

欧州における生分解性プラスチックの利用度のおいて 

登録日: 2006年10月09日 最終回答日:2006年10月14日 エコビジネス 環境ラベル

No.18861 2006-10-09 12:09:26 良男

欧州輸出に使用される製品の梱包材用において、リサイクル可能な素材でないといけないと聞きました。生分解性プラスチック(緩衝材等)の扱いはどのような扱い方?ポジションなのか?を教えて下さい。リサイクルし再び使用されるという観点からみると当てはまらないような気がするのですが・・
また、この生分解性プラスチック緩衝材等ですが、欧州では使用されてないのでしょうか?欧州での普及状態はどのようになっているのか?を教えて頂けませんでしょうか?

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No.18862 【A-1】

Re:欧州における生分解性プラスチックの利用度のおいて

2006-10-09 06:36:47 Dr.ゴミスキー

>この生分解性プラスチック緩衝材等ですが、欧州では使用されてないのでしょうか?欧州での普及状態はどのようになっているのか?

 欧州ではとのことですが、欧州とは範囲が広すぎます。

 ドイツでは、「生分解性プラスチック緩衝材等」を使用している事例はありますが、その普及率はどの程度かは不明です。

回答に対するお礼・補足

Dr.ゴミスキー様へ
漠然的な質問の内容等失礼を致しました。さて、欧州の範囲ですが、国名をあげるとすると、ドイツ、フランス辺りだと思います。ご回答を有難うございます。
この手の関連情報お持ちでしたら、お書き込み頂ければ幸いです。どうぞ、宜しくお願い致します。

No.18867 【A-2】

Re:欧州における生分解性プラスチックの利用度のおいて

2006-10-09 17:06:14 todoroki

良男 さんへ
こんにちは、todorokiと申します。少し整理しましょう。
良男さんの ご質問1)生分解性プラスチック(緩衝材等)は、「リサイクル可能な素材」として認められるのかどうか?
ご質問2)生分解性プラスチック緩衝材等の、欧州での普及状態はどのようになっているのか?
でよろしいですね。加えて、
良男さんの業種と職種、さらにDr.ゴミスキーさんも書かれていますが「欧州」の範囲を、なるべく詳しく教えてください。

回答に対するお礼・補足

todoroki様
ご回答を有難うございます。
まず私の業種ですが梱包材等の販売をしております。質問の仕方が漠然すぎというか、まとまりのない内容で大変失礼致しました。
質問1)ですが、生分解性緩衝材(主にコーンスターチを原料としたもの)なのですが、お客様からのご指摘で、何回かの使いまわし等の使用は可能としても、生分解性という事から最終的には微生物によって水と二酸化炭素に分解する物、再生可能のプラスチック材のように、マテリアルリサイクル等のリサイクル製品とは製品位置付け(同じ環境に配慮した製品ではあるが)が違うところにあるのでは?と、ご質問頂いております。この生分解性緩衝材において使用済み製品から原料に戻し再生品への加工等はしていないと伺っております。大きな意味でのリサイクル(バイオリサイクル?)ということでは、確かにリサイクルと云う事になると思うのですが・・
私の知るところでは生分解性プラスチック緩衝材(コーンスターチ原料)の最終的な処分として、マテリアルリサイクルされることなく、生ごみ等と同等の燃焼カロリーということから最終的には多くが焼却処分されていると聞いております。自分自身勉強不足のところもありその内容が正しいものか定かではありません。素材的にリサイクル可能と認められてるものなのか?ということに合わせ、現状、生分解性プラスチック緩衝材(コーンスターチ原料)が、マテリアルリサイクルされているのか?をご回答頂ければ幸いです。
次に、質問2)ですが、ご回答頂きました文面通り、生分解性プラスチック(緩衝材等)の、欧州での普及状態はどのようになっているのか?というこです。欧州の範囲ですが、ローズ指令等に含まれる国々の事と思い漠然的に「欧州での普及状態」と記しましたが、主にはドイツ、フランス辺りの範囲かと思います。
生分解性プラスチック(緩衝材等)の位置付けとして、マテリアルリサイクル等のサイクルワークから外れる?異なるものなので欧州の輸出先から、生分解性プラスチック製を除く素材、主に紙等の緩衝材等を使用するよう指摘されているとのこと、欧州での生分解性商品の普及率が低いのか?認識が低いのか?どのような状態になっているのかが知りたく今回のご質問とさせて頂きました。乱文にてのご無礼申し訳ございません。ご回答の程、どうぞ、宜しくお願い致します。

No.18930 【A-3】

Re:欧州における生分解性プラスチックの利用度のおいて

2006-10-14 14:11:22 todoroki

こんにちは、todorokiです。いくつかお役に立ちそうなサイトをご紹介します。
@ 輸出入など、国家間での取扱いを一番知っているのは、やはり経済産業省でしょう。審議会としては産業構造審議会が該当します。→http://www.meti.go.jp/report/committee/data/g_commi01_14.html ここの中に「廃棄・リサイクル小委員会」がありますから、そこでどのように合意されて諮問されているか、を調べてみてはいかがでしょうか?
御社が所属されている工業会の中で、そのような情報が共有化されているかもしれません。
A 旧通産省からは、このような報告書も出ています。→http://www.meti.go.jp/policy/tech_evaluation/e00/03/h10/021.pdf P58,110〜113 あたりに、欧州での扱われ方が載っています。但し資料がちょっと古いので、そのあとのフォローアップが必要です。
B 各社の取り組み,考え方(スタンス)は、検索サイトに「生分解性プラスチック 緩衝(または梱包) 欧州」などと入れると、取り扱っている企業の環境報告書が出てきますから、それらを俯瞰されればおわかりかと思います。
C 生分解性プラスチック研究会のサイトはここです。→http://www.bpsweb.net/
トップページ→「グリーンプラとは?」→Q&A を見ていただいて、わからないことをさらにお尋ねになるのも一つの手かと思います。

回答に対するお礼・補足

todoroki様
ご親切なご回答を誠に有難うございました。参考とさせて頂きます。助かりました。ここに御礼申し上げます。

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