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環境Q&A

下水試験方法の原子吸光法の項にある公式 

登録日: 2006年08月17日 最終回答日:2006年08月17日 ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)

No.17967 2006-08-17 05:08:38 SHIMODURU

下水試験方法 下巻  1997年版 P177の一番下にある公式

湿潤試料中の分析対象元素濃度(r/s)=

a×試料液の全容量(ml)×分解液の全量(ml) / 湿潤試料(g)×分解液の分取量(ml)

a:分析対象元素濃度(r/l)

とあるのですが、

@「試料液」と「分解液」はそれぞれどの段階での容量のことなのか?

A「分解液の分取量」とは何なのか?

すみませんが、どなたかご教授していただけないでしょうか。 
よろしくお願い致します。


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No.17969 【A-1】

Re:下水試験方法の原子吸光法の項にある公式

2006-08-17 08:16:49 四国たぬき

分析の流れに沿って、説明します。

「分解液」とは、「湿潤試料」を酸分解するなどして得た試料のことです。

「分解液の分取量」とは、原子吸光に供する「試料液」を作るため、上の「分解液」から何mlとったか、です。

「試料液の全容量」とは、「分解液」を何mlとり(「分解液の分取量」)、それを何mlに希釈、あるいは、濃縮したか、です。

回答に対するお礼・補足

四国たぬき様>
早速の回答ありがとうございました。
分解液を希釈しないで測定したため、
公式に戸惑ってしまいました。

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