一般財団法人環境イノベーション情報機構
六価クロム測定の時の器具の洗浄について
登録日: 2006年08月08日 最終回答日:2006年08月11日 環境行政 環境基準
No.17850 2006-08-08 09:18:53 カタル
今度、六価クロムを10ppmレベルで検出させるということをしなければならなくなったのですが、ビーカーなどの器具の汚れが影響しないか気になります。
検出方法は JIS H 8625 や EN15205にあるジフェニルカルバジド法なのですが、10ppmレベルとなると検量線が重要な位置を占めます。
学生の頃は、そんなにデリケートな研究をしていなかったので器具は全てエタノールかアセトン洗浄だったのですが、最近ある人に聞いたところ、硝酸で洗浄していると聞きました。
皆様は洗浄をどのように行っていますか?
また、六価クロムについてはまだまだ詳しくないので、色々教えていただけると幸いです。
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No.17909 【A-1】
Re:六価クロム測定の時の器具の洗浄について
2006-08-11 13:01:49 TOS (
>学生の頃は、そんなにデリケートな研究をしていなかったので器具は全てエタノールかアセトン洗浄だったのですが、最近ある人に聞いたところ、硝酸で洗浄していると聞きました。
六価クロムに限らず、分析の際にはその目的に応じた器具の洗浄が必要ですね。
私どもでは、汚れのひどい器具は硝酸と過酸化水素の混合液に1日以上浸し、その後に水洗いしています。また、容器によっては10%硝酸に浸しておき、使用の直前に取り出しています。
例えば、以下の試験方法や規格を参照してみてはいかがでしょう。
1)日本規格協会 JISK0094 工業用水・工場廃水の試料採取方法
2)日本薬学会 衛生試験方法・注解2005年版
3)日本水道協会 上水試験方法2001年版
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