一般財団法人環境イノベーション情報機構
溶岩について
登録日: 2003年02月07日 最終回答日:2003年02月18日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)
No.1758 2003-02-07 21:50:52 軟骨
溶岩地質における降雨中の溶存炭素の変動はどうなるのでしょうか?
溶岩は炭素を吸着するのですか?溶出するのですか?
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No.1829 【A-1】
Re:溶岩について
2003-02-18 17:54:15 ちしゃ (
■森林総合研究所 平成9年度 研究成果選集の
「渓流水中の有機物の動態と生成メカニズムの解明」という研究では
http://ss.ffpri.affrc.go.jp/labs/kouho/seika/1997/1997-20.html
滋賀県志賀町の四ツ子川の支流で渓流水中の有機物の動態を調べ、
降雨時には土壌から溶存有機炭素(DOC)や硝酸イオンの濃度の溶脱が促進され、
渓流水中の濃度が高まるとの予想のもとに濃度測定が行われています。
結果的には降雨時に溶存有機炭素濃度が上昇し、
DOC溶脱が促進されたことがわかったとしていますが、
そのメカニズムには触れられていません。
■また森林総合研究所 平成10年度 研究成果選集
「山地小流域からの炭素成分の流出実態」という研究
http://ss.ffpri.affrc.go.jp/labs/kouho/seika/1998/1998-19.html では
流出経路との関係では溶存態の無機炭素(DIC)が土壌層下部のゆっくりとした基底流出に、
DOCが土壌層上部の早い直接流出に関係すること,
供給源との関連では,DICが植物の根や土壌微生物の呼吸と、
DOCが土壌中の有機物の分解量に対応していることを示している。
といった情報がありますが、
これらの調査が行われた土壌がどういう地質であるかはわかりませんでした。
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