代替フロンの意味
登録日: 2006年06月22日 最終回答日:2006年06月27日 地球環境 オゾン層
No.17088 2006-06-22 08:40:02 kitakaze
「代替フロン」という言葉がありますが、PFC(パーフルオロカーボン)、FC(フルオロカーボン)、SF6(六フッ化硫黄)などオゾン破壊係数は小さいが地球温暖化係数は大きい物質は、「代替フロン」の1つなのでしょうか。
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No.17120 【A-1】
Re:代替フロンの意味
2006-06-24 12:35:27 DBサーチャー (
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3
回答に対するお礼・補足
早速のご回答、有り難うございます。
御教示のサイトを早速に拝見し、いろいろ検索して勉強させていただきました。有り難うございました。
No.17121 【A-2】
Re:代替フロンの意味
2006-06-24 20:44:41 todoroki (
答えになっているでしょうか?
回答に対するお礼・補足
kitakazeです。
私もそのように思っているのですが、地球温暖化という環境負荷をゼロもしくは極小化するという性質は、代替フロンであるかどうかを判断するうえでどの程度考慮すればよいのかがよく分かりません。
「フロンの代わりのガス」という文字どおりの意味で言えばオゾン層を破壊しなければ代替フロンと呼んでよいと思うのですが、地球温暖化係数の大きいガスをオゾン層を破壊しないからというだけの理由で代替フロンと呼ぶのは環境保全の点からどうかと思うのです。
しかし、地球温暖化係数がゼロであるかどうかを代替フロンであるかどうかの判断基準として入れてしまうと、またそれも矛盾するような気がするのです。
「代替フロン」の正しい定義というか、公式の文書では実際にどのように用いられているのか、そのようなことをお教えいただけるとたいへん有り難いのですが。
よろしくお願いいたします。
No.17128 【A-3】
Re:代替フロンの意味
2006-06-25 17:11:40 todoroki (
なお昨日、「代替フロンは気候変動(地球温暖化)の代替ではない」と書きましたが、これは、「温暖化係数が劇的に0に近いという意味での代替とはなりえない」という意味です。
正確な数字は、物質ごとに違う数値が設定されているのですが、1〜2桁は違うはずです。
回答に対するお礼・補足
再度の御教示有り難うございます。
御教示の定義は勉強したのですが、それとは異なる定義を用いている文献もあり、一般的にはどうなのかと思って質問させていただいた次第です。
また、追加の説明をいただき有り難うございます。たいへんよく分かりました。
No.17153 【A-4】
Re:代替フロンの意味
2006-06-27 12:48:28 はにわ (
こちらのサイトを参照していただければ、ほぼ疑問が解決するかと思われます。
http://www.suga-kogyo.co.jp/techno/g-07/31094_0.html
>「代替フロン」という言葉がありますが、PFC(パーフルオロカーボン)、FC(フルオロカーボン)、SF6(六フッ化硫黄)などオゾン破壊係数は小さいが地球温暖化係数は大きい物質は、「代替フロン」の1つなのでしょうか。
代替フロンという言葉は、モントリオール議定書(1987年成立)で規制されている特定フロンの代替として考えられている、CFC類、HCFC類に対して用いられるのが一般的なようです。PFCなどは、フロンのような性質は一部あるものの、塩素を含まないことからオゾン層の破壊に関与せず、また用途としても冷媒ではなく主として半導体の洗浄剤類などに使われるため、フロン類としては扱われないようです。
PFC、SF6は京都議定書で規制される温室効果ガスと考えるのが一般的なようです。
回答に対するお礼・補足
kitakazeです。
詳細な御説明を有り難うございます。御教示のサイト勉強させていただきました。
お教えいただけば頂くほど、定義は微妙だという感じがしてきました。それぞれの文献で微妙に違いますね。
でも、「一般的な」考えをお示しいただいたので、判断の基準ができ、かなりすっきりしました。
また、PFC、SF6についての御教示も有り難うございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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