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環境Q&A

火事現場 

登録日: 2006年06月02日 最終回答日:2006年06月21日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物

No.16768 2006-06-02 05:23:26 かねこ

火事現場から出る廃棄物は「産業廃棄物」なのでしょうか?「一般廃棄物」なのでしょうか?

総件数 7 件  page 1/1   

No.16771 【A-1】

Re:火事現場

2006-06-02 18:07:24 Dr.ゴミスキー

 火事に遭遇した残材等を行政が受け付けて処分しています。
 また、地震等の天災による被害材も行政が処分している事例から「産廃」と定義するには無理があります。

回答に対するお礼・補足

早速のご返信ありがとうございます。震災廃棄物は確かに行政が処分することになりますが、マニフェストを付けて処理しますので、「産廃」ではないでしょうか?同じ考えで火事場のゴミもマニフェストを付けるので「産廃」にはならないでしょうか(一般廃棄物ならマニフェストはありませんし...)

No.16777 【A-2】

Re:火事現場

2006-06-02 21:42:38 JK

事業活動から生じた廃棄物とは思えません。

http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=1487
Q.火事の燃え残りの処理方法

No.16780 【A-3】

Re:火事現場

2006-06-03 00:42:49 マッシー・ナナ

>火事現場から出る廃棄物は「産業廃棄物」なのでしょうか?「一般廃棄物」なのでしょうか?
→地区によって行政の対応が異なっていると聞いてます。東京都付近での行政対応は産業廃棄物扱いです。もう10年近く前のことなのですが、私個人の火事体験(もらい火)の際は、自己負担で産業廃棄物業者に頼んで廃棄してもらいました。支払いは確か百万円を軽く超えました。

No.16785 【A-4】

Re:火事現場

2006-06-03 16:30:17 万田力

火事、あるいは火災という事業活動はありません。
産業廃棄物とは事業活動に伴って発生した廃棄物ですので、間違っても産業廃棄物にはなりません。
但し、焼け残った部分を解体業者に頼んで除去してもらった場合、解体業者の排出する産業廃棄物だとする自治体があるかも知れませんが、解体したために発生した廃棄物ではなく、火災にあったために廃棄物となったものを除去するのですから、私は一般廃棄物だと思っています。

No.16842 【A-5】

Re:火事現場

2006-06-07 16:46:08 とのやん

大阪での事例ですが、通常は、火災にあわれた被災者の方が、所轄の消防署で、り災証明を発行してもらい、
それを持って自治体にいくと、無料にて廃材を処分してもらえるようになりますが、
受入れ量や受入れ条件等で折り合いがつかず、利用されていない(利用できない)方が多いみたいです。
一例ですが、条件として、長尺は2メートル以内で、一日の搬入量が2トンダンプで1〜2台まで、
不燃物混合時は持ち帰りで、以降受入れ拒否などです。
火災現場をご存知の方なら、分かると思いますが、
現場を復旧させるのには、警察や消防の検査や、業者の見積もりなどで時間がかかります。
その間に周辺住民の方々が受ける負担は相当だと思われます。
それらが終わってから、行政のペースでの撤去工事は時間がかかりすぎて、現実的ではありません。
ですので、かなり高くつきますが、産業廃棄物として処分するのが適当かと考えます。

回答に対するお礼・補足

通常は一般廃棄物なのだが、撤去時間の関係で産廃処理するという説明、大変よく分かりました!とのやんさん、ありがとうございました。

No.16869 【A-6】

Re:火事現場

2006-06-08 21:33:15 万田力

 一般廃棄物は一般廃棄物です。撤去時間の関係で産業廃棄物として処理するというのは違法です。
 但し、必要にかられて行うことを誰も責めることはできません。そんなときに、産業廃棄物として処理するには、解体業者に頼んだことにより産業廃棄物として処理できるならそれもひとつの解決方法だとは思います。
 なお、行政は処理能力の関係から受け入れ条件を示すことは止むを得ないことでしょうが、そのことを以て一般廃棄物を産業廃棄物として処理するというのは、自己責任において行うならともかく、『回答』として書き込むのはいかがなことかと思います。
 
 

No.17072 【A-7】

Re:火事現場

2006-06-21 21:08:52 マッシー・ナナ

皆様の回答を読んで、焼け残りは一般廃棄物らしいとわかりました。私の場合は、当初、市の廃棄物担当部署に焼け残りの処分について尋ねたのですが、要領を得なかったことから、知人に紹介いただいた解体業者さんに後片付けを頼みました。金額は思ったより高かったことから、当方が産業廃棄物扱いだと勝手に誤解したようです。でも、当時は、自宅が全焼したことから、仮住まい場所を探したり、所帯道具を揃えたりと、本当に火事場の後のような騒ぎの中で、悠長に一般廃棄物かどうか考えている余裕はありませんでした。マニュフェストを頂かなかったから、解体業者さんは一般廃棄物として処分したかもしれません。しかし、後片付けの対応はとても早かったし、親切でした。何もかも持っていって完全な更地にしてくれました。一生に何度もある経験ではないですが、次回はもっと思慮深く対処出来るかもしれません。一般廃棄物とはいっても、行政が親切に対応してくれる地域と個人任せの地区とでは後片付けにかかる金額がだいぶ違うようです。

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