土壌汚染調査時の埋設管破損事故
登録日: 2006年03月02日 最終回答日:2006年03月09日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染
No.15373 2006-03-02 08:18:47 匿名者
最近、土壌汚染調査の現場にて、掘削中の埋設管破損事故の話をよく聞きます。お客様に地点の確認をして掘削しても結局、埋設管を破損してしまうと調査業者側の責任になってしまうのでしょうか?また、未然に防ぐための対策として、表土の手掘、ボーリング前に手掘りで試掘、更にはコンクリートも手掘など、各業者で様々な対応をしている様なのですが、みなさんはどうでしょうか?この問題は、事故を起こした業者だけのものではなく、業界全体の問題の様な気がするのですが。。。?ご意見をお聞かせ下さい。宜しくお願い致します。
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No.15376 【A-1】
Re:土壌汚染調査時の埋設管破損事故
2006-03-02 22:38:33 ハングリー (
以前に、あまりにトントン拍子で受託が決まりそうになったものだから、ちょっと突っ込んで聞いてみると、20年くらい前に不発弾が見つかったという事実がある土地だった。あわてて断りました。埋設管破損どころじゃすみませんから。
とにかく、事前に所有者ときっちり協議をすることですね。不明な点は極力明らかにしておく。それに対して先方の対応が悪かったら、その業務は受託すべきものではないということです。
>業界全体の問題の様な気がするのですが
この業界は結構閉鎖的でまだ未成熟ですよ。だから異業種からの参入が多い。あと5年くらいは過渡期が続くと思っています。生き残れるようにがんばりましょう。
回答に対するお礼・補足
ハングリー様
早速のご回答、ありがとうございます。
確かに事前の協議が大変重要になりますね。
また、「閉鎖的で未成熟」というのは何となく分かるような気がします。だからこそ、みなさんのモラルが重要になってきますよね。
今後の参考にさせて頂きます。
No.15393 【A-2】
Re:土壌汚染調査時の埋設管破損事故
2006-03-03 16:39:22 BATA (
うちの会社では、地点位置を決めるときに、発注者の立会いを求めています。
その際に埋設管の有無を確認していただき、「ここでいいですね」と念を押して調査に入ることとしています。
それでも、土間コンクリートの中に埋められた埋設管などは、コアカッターやブレーカーを使った際に破損してしまうこともあるのですが、発注者が立ち会って決定したとなると、損害等の責任については、かなり軽減できます。
それでも、修復費用はこちら持ちというのは良くある話ですが・・・
何にせよ、地下埋設物の破損の可能性を十分に発注者に理解してもらうことが大切です。
回答に対するお礼・補足
BATA様
ご回答ありがとうございます。
発注者に地点を確認していても、事故の際にはあるていどの責任があるというのがやはり現状なんでしょうかね。限られた予算と期間の中では非常に難しい問題ですよね。それなりの金額と工期で、発注者への理解を求めても、結局は安いだけの業者に仕事を取られてしまうと虚しいです。。。
No.15524 【A-3】
Re:土壌汚染調査時の埋設管破損事故
2006-03-09 18:36:24 ちしつや (
現場での対応もBATAさんの会社とほぼ同じですが、発注者(工場関係者)立会いの上、調査地点は決定していますが、近頃では、赤外線等を使用したコンクリート内の非破壊検査機器を使って、埋設管の探査も行う現場もあります。しかし欠点は、土間コンの鉄筋の間隔にも左右されますが、土間コン内の鉄筋にも反応してしまう点です。
図面等を参照しても、図面とおりに配管されていないこともあります。
金銭面で折り合いがつけば、1m付近までの試掘を行ったりもしていますよ!
発注者との事前協議が必要なことは、BATAさんのご指摘とおりです。
回答に対するお礼・補足
ちしつや様
ご回答ありがとうございます。
たしかに図面通りに配管されていないことが多いようです。
非破壊検査機器を使ったり、1mの試掘をしたりすれば、やはりそれなりの費用と期間がかかるということですよね。
やはり、事前協議が最重要必然事項だということですね。
そこで折り合いがつかなければ仕事を断るという決断と勇気も必要になってくるんでしょうかねぇ。
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