グリーン調達の含率量計算方法について
登録日: 2006年02月18日 最終回答日:2006年02月20日 健康・化学物質 有害物質/PRTR
No.14884 2006-02-18 05:55:47 たんたん
去年前任の担当者が退職してしまいグリーン調達の事が、
わからず、前任者に教えてもらった計算方法で、
含有率を出しています。
本当にこれであっているのでしょうか?
シールを印刷している会社なので、シール1枚の含有率を出したいと思っています。
使用する材料は、PETWH50μで重量は70g/uです。
該当する含有物質は三酸化アンチモンで、メーカの資料では、重量g/uに対する含有率は250ppmです。
例えば、シール1枚のサイズが、30mm×50mmです。
教えてもらった計算方法ですと、
35*52/100=18.2平方センチ
(18.2*70)/10000
=0.1274g
0.1274*250ppm=31.85ppm
になります。
これでいいのでしょうか?
それとも、含有率はサイズには関係なく、uでも、平方センチでも含有率は250ppmでいいのでしょうか?
計算はとても苦手です。
どうかよろしくお願いいたします。
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No.14885 【A-1】
Re:グリーン調達の含率量計算方法について
2006-02-18 18:30:58 匿名 (
>該当する含有物質は三酸化アンチモンで、メーカの資料では、重量g/uに対する含有率は250ppmです。
>例えば、シール1枚のサイズが、30mm×50mmです。
>教えてもらった計算方法ですと、
>35*52/100=18.2平方センチ
上記計算数字がシール面積と合わない・・・・・回答者注
>(18.2*70)/10000
>=0.1274g
>0.1274*250ppm=31.85ppm
>
>それとも、含有率はサイズには関係なく、uでも、平方センチでも含有率は250ppmでいいのでしょうか?
すみません、仰っている内容が全く理解できないので前提から仮定して回答しますので、理解できなければその点を再度質問してください。
ppmは比率(百万分の=parts per million)を表しますので常に適用されると思ってください。
【糊に対する含有率は常に一定】
前提の重量g/uに対する含有率は250ppmが不明です。つまり比率ですから前提の含有率は必ず重さ又は体積単独です。
70g/uがメーカーの言っている糊の単位面積あたり重量ですと計算は間違っておりますが貴方のおだしになろうと努力されたのは一枚あたりの含有重量になります。
【正解は0.0002625g=(0.03m×0.05m)×(70g/u)×250/1,000,000】
糊はシール全面に塗るのですか、塗られていない部分があるのですか?
一枚あたりの重量に対する比率を(ppm)おだしになりたいのですか?でしたら紙の単位当重量が無いと計算出来ません。
回答に対するお礼・補足
途中から数字が間違ってしまい、すみませんでした。
手元にメーカーから貰った資料がないので明日確認してみますが、
記憶によると、メーカーはPETWH50μに250ppm
三酸化アンチモンが入っているしか記述がなく、gなのか、uなのか分かりません。メーカーに再度問い合わせてみます。
また、訂正ですが、三酸化アンチモンの含有率は250ppm/gで前任者は考えていました。私の間違えです。すみません。
そして、この30ミリ×50ミリの1枚当たりのppmが
知りたいです。
PETWH50μの重量70g/uではでませんか?
仕事なので色々調べているのですが、さっぱり解らずお手上げ状態でした。お返事を頂けて大変感謝いたします。
No.14902 【A-2】
Re:グリーン調達の含率量計算方法について
2006-02-19 16:20:08 なびす (
A-1で詳しくご回答されておりますので、これ以上の説明はありませんが、メーカーの資料の表現が正しくありませんので、メーカーに問い合わせるべきと思います。つまり「重量g/uに対する含有率は250ppm」とは一体何を言っているのか。多分、1uあたり10^-6gのことと思いますが正すべきです。ppmはA-1でも述べているように「重量/重量」「体積/体積」など、分子と分母が同じ単位の場合の百万分の一を表します。「重量g/u」はppmで表現できません。
No.14904 【A-3】
Re:グリーン調達の含率量計算方法について
2006-02-19 17:04:13 匿名 (
使用する材料は、PETWH50μで重量は70g/uです。
該当する含有物質は三酸化アンチモンで、メーカの資料では、重量g/uに対する含有率は250ppmです。
この表現は部分的には糊の業界ではよく使われる表現方法でして、
PETWH50μで重量は70g/u 重量gに対する含有率は250ppm
と判断していますが、確かに確認していただく方が正しいAだったと思います。
紙の面積の数字が整合していなかったり、求めている答えが重量なのか、比率なのかそのあたりも曖昧だったので二三回は応答しないと答えが出せないと思ってこんな回答をしてみました。薪ストーブの公害でも万田力さんに注意を受けたのですが、私の答え方はどうも適切でない省略が多いようなので今後とも表現の至らない点につきましてはご注意いただけますようお願いいたします。
No.14930 【A-4】
Re:グリーン調達の含率量計算方法について
2006-02-20 00:12:15 匿名 (
話がだいぶ見えてきました。
ppmをだしたいのなら一枚当でもu当でも同じです。
計算からいってもu当の方が出しやすいのでこの方法を説明します。
出したいppm=250ppm×70g/(70g+Kg)
ここでKは1u当の紙の重量です。
これならできますよね。
一枚あたりの重量を出したいのなら
出したいg=(一枚の面積)×(70g/u)×250/1,000,000
ここで一枚の面積を出すときにはmで計算してください。
まだわからないことがあればご質問ください。
No.14948 【A-5】
Re:グリーン調達の含率量計算方法について
2006-02-20 10:36:25 isisan (
まず,ppmというのは「割合」を表す単位です。
よってサイズに関わらず,どこを取っても250ppmであることは
変わりなく,いじる必要はありません。
もしイメージしにくければ 「0.025%」と置き換えて資料を
読んでみてはどうですか?
一般的な環境調査では
ばらばらにできる部品はばらばらに計算し
ばらばらになったもの毎の「重量」 と
ばらばらになったもの毎の「含有割合」
を計算することになります。
このような方式をとるのは「含有割合」の値に変化が出ないように
するためです。「含有割合」は一般的に調査困難なのでメーカーか
ら出てきた値をそのまま使用するからです。
またRoHSでも「ばらせる物はばらした上で閾値と比べる」という手
段を用いていますからこの「250ppm」は資料として活かします。
そういう意味からいっても「含有割合250ppm」はさわる必要があり
ません。
報告用の資料にも
基材の重量 と 含有割合(250ppm)
にて両方を併記します。そういう意味ではメーカーさんから出てきた
資料は適切な資料と言えるでしょう。
御社にて糊をつける加工を行っている場合も「基材」と「糊」は別々
に管理すれば良いかと思います。
もし製品1枚あたりの「含有量」が知りたければ
「1枚あたりの重量」×「含有割合」
にて計算すれば良いですが普通はあまりやりません。削減目的物質
の出所が分からなくなる行為であり資料の価値が下がります。
回答に対するお礼・補足
大変分かり易い回答をありがとうございました。
客先へはメーカーが出した基材の重量と含有割合と該当ラベルのサイズと質量を提出してみます。
あと、前任者は『製品1枚あたりの「含有量」である「1枚あたりの重量」×「含有割合」』を求めて提出していたようなのですが、そこまでは求めなくて良かったのですね。
客先の担当も分かっていず、提出書類の書式も決まっていないので、上記の事を踏まえて作成したいと思います。
ありがとうございました。
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