一般財団法人環境イノベーション情報機構
メタン発酵
登録日: 2006年02月08日 最終回答日:2006年02月11日 ごみ・リサイクル ごみ処理
No.14615 2006-02-08 04:47:20 たん
私は卒論でメタン発酵の研究をしている理系の学生です。現在私が扱っているメタン発酵装置は湿式で二槽型(酸発酵槽、メタン発酵槽)なのですが、メタン発酵槽の発酵液をHPLCで有機酸分析したところ有機酸濃度が200〜800ppmでその半分がシュウ酸でした。メタン発酵槽の有機酸濃度が高すぎるとメタン生成阻害がおきるらしいのですが、どの程度の濃度で阻害がおきるのかご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。
総件数 2 件 page 1/1
No.14617 【A-1】
Re:メタン発酵
2006-02-08 18:07:06 HIKOI (
とありますが、実際のところ(当方のプラント)では有機酸濃度【酢酸換算】で10000位でも若干の阻害は起きるものの別段支障は無いようです。
(シュウ酸)とありますが当方で一番の阻害となる有機酸はプロピオン酸で、アンモニア性窒素との結合により蓄積→有機酸濃度上昇となります。
出来たら、有機酸濃度をわざと上昇させて限界を見られてはいかがでしょうか?(菌体数や菌の状態によっても阻害の許容範囲は変わってきますので一概にどの数値で阻害というのは無理ではないかと・・)
回答に対するお礼・補足
HIKOI様
早急な回答誠に有り難うございます。プロピオン酸が阻害物質となるのは知っていたのですが、アンモニア性窒素が関係しているとは知りませんでした。有機酸濃度に関しては近いうちに条件検討してみたいと思います。
メタン発酵の阻害要因のメカニズムが書いてあるような書籍や文献をご存じなら教えていただけないでしょうか?
No.14674 【A-2】
Re:メタン発酵
2006-02-11 16:38:14 HIKOI (
回答に対するお礼・補足
返信有り難うございます。廃棄物学会の論文などあたってみようと思います。
総件数 2 件 page 1/1