一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

重金属汚染土壌の対策技術の割合 

登録日: 2003年01月06日 最終回答日:2003年01月10日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染

No.1457 2003-01-06 17:56:06 ハンデ30

日本と海外における重金属汚染土壌の対策技術の割合について知りたいのですが、どなたかよろしくお願いします。

総件数 1 件  page 1/1   

No.1506 【A-1】

Re:重金属汚染土壌の対策技術の割合

2003-01-10 15:00:39 ちしゃ

重金属による土壌汚染対策技術についての情報は
重金属浄化について への回答 http://www.eic.or.jp/QA/bbs02.php3?serial=1291&sch_serial=1314#1314 で紹介したことがあります。

なお、対策技術の割合というのは、どんな項目(技術開発件数なのか、施工件数なのか)のどんな母集団の中での割合を知りたいのか、ご質問の文章を読んだだけでは意図する意味がよくわかりません。

施工件数では、環境省が土壌汚染事例とその対応状況に関する調査というのを実施しており(直近の報告は平成14年2月に発表された平成12年度のもの)
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=3170
http://www.env.go.jp/water/report/h14-01/index.html
この中の「応急対策の実施状況」「恒久対策の実施状況」
などでどのような処置をとったかが報告されています。

また技術開発としては
http://www.jswme.gr.jp/edit/abst/vo07no03_256_269g.html
廃棄物学会誌,Vol. 7, No.3, pp.256-269, 1996
掲載の論文「汚染修復対策技術」(植松信行*・美坂康有**・中村隆***・峠和男****)に
「米国では汚染源対策の70%以上が恒久修復型の浄化処理で実施され,一方日本では,公表されている対策技術の過半数が封じ込め関連である。」という情報がありました。
ただ、1996年の内容なので現在は変わってきているのではないかと思います。

特許庁にも「固体廃棄物及び汚染土壌の処理技術に関する特許出願技術動向調査」(平成14 年4 月26 日)という報告があります。
http://www.jpo.go.jp/techno/pdf/haikibutu.pdf

なお、君山銀針さんがhttp://www.eic.or.jp/QA/bbs02.php3?serial=1410
に書かれていますが、回答する側は質問の文章に書かれた内容から、どのような情報を欲しているのか推察するしかないのです。曖昧な質問の書き方ですと手間も増えますし、期待したような回答内容を得られない可能性があります。
できるだけ正確な回答を期待したいのでしたら何が知りたいのか、どういった理由で知りたいのか、また、質問者はどこまでの情報をご存じなのか、といったことをなるべく具体的に書いていただければと思います。

回答に対するお礼・補足

ちしゃ様、回答ありがとうございます。それから、質問に
関するご親切なアドバイスありがとうございます。
確かに、的を得ていない質問内容で、ご迷惑かけました。
私の知りたかったことは、
重金属汚染土壌の修復に採用された対策技術の割合
(内訳)です。
イメージとしては、円グラフみたいなもので、
固化安定が○%、土壌入替えが○%、土壌洗浄が○%
といった具合です。技術開発件数でも施工件数でも、
実際の実績であれば構わなかったので、ちしゃ様の回答で
助かります。重ね重ねお礼を申し上げます。

総件数 1 件  page 1/1