環境Q&A

No.14064 【A-1】

Re:カーボンナノチューブの安全性

2006-01-07 20:07:59 isisan （

そういう話は持ち上がっておるようですね。

参考までに以下の記事を読んで見ませんか？

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL_LEAF/20050713/106699/
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL_LEAF/20050722/106999/

この記事に寄せられているコメントも有益だと思います。

No.14121 【A-2】

Re:カーボンナノチューブの安全性

2006-01-12 13:04:55 水白 （

産業技術総合研究所や国立環境研究所等が協力して取り組んでいますね。
http://unit.aist.go.jp/techinfo/ci/www/honkaku/project/nanotech_society/


＞それにしても今どき環境影響を考えない新素材開発なんて、一流企業でもありうるのでしょうか？
日本の一流ナノテク企業は相変わらずものづくり一辺倒で、健康や環境への配慮は三流です。
考えた企業があったとしても、全く新しい分野の影響評価なので莫大な時間とコストがかかるため、国が主導しなければどうにもならず、手を付けられなかったでしょう。
影響評価の過程で一部の試験結果を論って「ナノテク不安」を煽る輩が出てくると思いますが、冷静な判断力を失わないように見届けましょう。

No.14124 【A-3】

Re:カーボンナノチューブの安全性

2006-01-12 13:52:19 東京都 ／ 君山銀針 （

文部科学省ナノテクノロジー総合支援プロジェクトセンターホームページ　http://www.nanonet.go.jp/japanese/php/search.php
に同センターがまとめた「ナノ材料が人体・環境に及ぼす影響に関する研究の文献調査報告」　http://www.nanonet.go.jp/japanese/info/file/rep20050609.pdf　が掲載されています。

この報告に掲載されている英国王立協会/王立技術アカデミー報告によると、
「カーボンや他のナノチューブの物理的特長はアスベスト繊維に似た毒性を有する可能性を意味している。毒性学の調査が進められるまで、研究所、職場における空中のナノチューブへの人の暴露は規制されるべきである。

ナノ粒子が人以外の生物種に与える影響、大気、水、土壌中の挙動、食物連鎖中の蓄積性に関しほとんど情報はない。環境影響に関しさらに多くのことが判明するまで、ナノ粒子、ナノチューブの環境中への放出は可能かぎり避けるべきである。特に予防的手段として研究所ではナノ粒子、ナノチューブは有害物質として扱い、廃棄物処理の流れから分離し、地下水浄化のような環境分野への応用は禁止することを勧告する」

このセンターホームページには
米国国立労働安全衛生研究所のウェブサイト情報　http://www.nanonet.go.jp/japanese/column/2005/207.html
ＯＥＣＤ会議情報　http://www.nanonet.go.jp/japanese/column/2005/195.html
などナノテクの安全性に関するいろいろな情報が載っています。