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環境Q&A

土壌含有量・溶出量の誤差について 

登録日: 2005年12月28日 最終回答日:2005年12月30日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染

No.14005 2005-12-28 05:35:35 メイ

土壌汚染について個人的に研究しています。土壌含有量・溶出量についての質問です。
法では、含有量・溶出量の2つの検査が必要となっているのですが、その基準値というのは、ほどんどが微量なもので、百分率に直したときには1%にも満たない値となっています。
原子吸光分析装置、ICP発光分析装置、ガスクロマトグラフ質量分析装置、ICP質量分析装置などを使用して値を検出していると思うのですが、その値は誤差が含まれるのでしょうか?もちろん誤差というのは含まれて当然だと思うのですが、どのくらいが誤差範囲なのかが疑問に思う点です。例えばCdの基準値は0.01mg/lと指定されていますが、分析結果が0.005mg/lとでたとしても、0.01mg/l、もしくはそれ以上が誤差範囲に入ってしまうと0.005mg/lという結果が基準値内というふうに判断できないと思います。
検出した結果はどれくらい信憑性が高いのでしょうか?
分析装置によっても誤差範囲というのは変わってくるのでしょうか?
宜しくお願いします。

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No.14015 【A-1】

Re:土壌含有量・溶出量の誤差について

2005-12-29 08:51:40 ケージ

私は分析の専門家ではありませんが、現場で汚染土の処理にかかわっている者の感想としては、そもそも汚染の分布なって均一ではないわけだし、ボーリングのポイントも適当に決めているわけだし、サンプリングのポイントもさらに適当なわけだし、さらに縮分も大雑把なわけだし、その上で数ppmの誤差を気にしても、それはマノメーターで誤差を測ってトンカチで修正しているような行為なのではないでしょうか?

質問の回答にはなっていなくてすみませんが。

No.14017 【A-2】

Re:土壌含有量・溶出量の誤差について

2005-12-30 00:55:47 きら

 きらです。

 土壌に限らず水質・大気等の測定では、必ず誤差(最近では「不確かさ」と呼ばれています)が生じます。
 
 一般的的には、次の方法で誤差を確認しています。

 同じものを同一条件で複数回測定し、平均値・変動係数・標準偏差を求めます。
 通常は、標準偏差の3倍(または3.3倍)を誤差範囲としています。

 このQ&Aでも、過去に多くの情報が掲載されています。
 不確かさ・誤差・定量下限・検出限界等で検索してみて下さい。

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