はえをつかった生ゴミ処理技術について
登録日: 2005年12月15日 最終回答日:2005年12月21日 ごみ・リサイクル ごみ処理
No.13838 2005-12-15 05:56:13 さとり
生ゴミをはえ(幼虫)に食べさせて処理をするという技術はあるのでしょうか (日本に限らずに)?
またそれは実用化されているのでしょうか?
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No.13842 【A-1】
Re:はえをつかった生ゴミ処理技術について
2005-12-15 21:11:33 Dr.ゴミスキー (
生ゴミの絶対量と腐敗のスピードの関係から、ハエの幼虫も気絶するほどの数が必要と思いますが如何でしょうか。
それよりも、成長したハエをどうするのでしょうか。遺伝子操作で1代限りとか。伝染病対策とか。完全隔離が必要とか。色々と課題がありますね。
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。
水中の重金属の除去に関しての論文を読んでいる際にそのようなことをにおわせる表記があったのです。その論文はイエバエの卵の殻で除去を試みている文献なのです。
Such a products(Fly(Musca domestica) larva shells) is produced in rather big amounts as a waste product in the process of the biological treatment of food industry wastes.
食品産業の廃棄物の生物学的な扱いの過程でイエバエの卵が廃棄物として生じる、と書いてあったので、イエバエを生ゴミ未処理に使用しているのではないかと考えたのですが・・・
ちなみにこの論文の著者は、電場番号(国コードが370)から調べたところ、リトアニア共和国の方のようです。2002年WATER RESEARCHという雑誌に掲載されています。
No.13846 【A-2】
Re:はえをつかった生ゴミ処理技術について
2005-12-15 22:23:29 きら (
生ゴミの処理で、ミミズを利用した方法や、土壌菌(嫌気性・好気性)による発酵等は実用化されていますが、はえ(幼虫)による処理は聞いたことはありません。
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。
そうなんですよね・・私も聞いたことがなく、実用化も難しいのではないかと思ってしまいました。
No.13851 【A-3】
Re:はえをつかった生ゴミ処理技術について
2005-12-16 10:42:44 ちしゃ (
食用昆虫(ウジ含む)を育てることを考えている研究者はいらっしゃるようです。
http://www.athome.co.jp/academy/entomology/ent05.html
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。
おそるべき昆虫パワー・・・でも普段の食事とかけ離れているのでちょっと怖いですね・・
No.13856 【A-4】
Re:はえをつかった生ゴミ処理技術について
2005-12-16 12:32:25 しなの@の国 (
トビゲラやヘビトンボの幼虫まで食べることができるんですから実現性はともかく可能な選択としてはgood
昆虫食を探求、試食したい方は下記まで。
http://www.kaneman1915.com/cgi-bin/kaneman/sitemaker.cgi?mode=page&page=page2&category=2
http://www.valley.ne.jp/~zaza/mokuji.htm
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。
これからは虫を食していく時代になるかもしれませんね・・・
No.13857 【A-5】
Re:はえをつかった生ゴミ処理技術について
2005-12-16 13:37:15 ちしゃ (
虫を食べるはなし
農林水産技術情報協会研究顧問 梅谷献二
http://www.afftis.or.jp/konchu/hanasi/contents.htm
No.13921 【A-6】
Re:はえをつかった生ゴミ処理技術について
2005-12-21 12:50:21 久遠 (
1986年からドイツで始まったプロジェクトで、生ごみにシマミミズを入れて養分の多い肥えた土を作るものです。
http://www.gsp-net.org/project/carlo/
No.13922 【A-7】
Re:はえをつかった生ゴミ処理技術について
2005-12-21 13:03:00 久遠 (
ズーコンポストという物があります。
ある蠅を利用するのですが、微生物やミミズに比べて分解速度が非常に早いのが特徴です
また、この蠅をゴミ処理に活用することで蠅を大量生産でき、酵素や抗菌性タンパク質などを活用知ることができます。蠅は食糞性であり、生ごみ処理というよりは、糞尿処理です。勿論有機廃棄物を分解するので生ごみも可です。蠅の一生は2週間程度でその繁殖サイクルは非常に短期間で行われます。
とある民間企業が発表し本にもなっていますが、この本は書店では扱っておらず主に大学や企業の研究者のみが購入しています。
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。
非常に参考になりました!!クリーンですばらしい方法ですね!生き物の力はすばらしいものです!
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