一般財団法人環境イノベーション情報機構
ごみ焼却施設の背圧タービンと地域熱供給について
登録日: 2005年12月05日 最終回答日:2005年12月06日 エネルギー 省エネルギー
No.13663 2005-12-05 09:39:06 トランスマット
ごみ焼却施設で背圧タービンを採用し、低圧蒸気復水器を設置せずにタービンの排気蒸気をそのまま熱交換し地域熱供給を行う施設があると聞きました。これは復水器での熱放散を無くし、総合熱効率の向上を図った施設だそうですが、どなたか詳細をご存知ないでしょうか。もしくはそれがわかるHPなどないでしょうか。教えてください。
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No.13672 【A-1】
Re:ごみ焼却施設の背圧タービンと地域熱供給について
2005-12-06 12:21:58 無鉄砲 (
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。ゴミスキーさんのおっしゃる通りごみ焼却プラントでの質問でしたが、ためになりました^^
No.13688 【A-2】
Re:ごみ焼却施設の背圧タービンと地域熱供給について
2005-12-06 21:39:40 Dr.ゴミスキー (
質問内容は、ごみ焼却プラントで発生する蒸気(余熱)を如何に有効利用するかと理解しています。
この課題は、ごみ焼却プラントの設計・建設及び維持管理する側の永遠の課題です。
80年代に当時の東京都清掃局がエネルギー変換効率を上げるために、高圧及び低圧蒸気復水器に蒸気を回さず、全てを使い切る必殺技として、環状8号の道路下にトンネルを掘り、高層ビルや住宅等の熱エネルギーに活用することで、高圧及び低圧蒸気復水器の役割を少なくすることを計画していたと聞き及んでいます。
なお、タービンの排気蒸気をそのまま熱交換ではありませんが、余熱を熱交換し地域熱供給を行う施設は複数(東京都23特別区の例では、大井清掃工場、光が丘清掃工場)あります。
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。
教えていただいた80年代の東京都の事例調べてみました。環状8号線〜〜の計画はインフラ整備に膨大な費用のせいで進まなかったのでしょうか。
そうすると、やはり蒸気を全量有効利用しようとすると、熱負荷変動や隣接大量熱需要地の確保の観点から実現は厳しい→発電供給主体の余熱利用を重視せざるを得ない→コンデンサー熱損失は防げない。
ということなんですかね。
アドバイスありがとうございました。
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