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環境Q&A

フッ素分析時の発色妨害 

登録日: 2005年11月08日 最終回答日:0000年00月00日 水・土壌環境 水質汚濁

No.13202 2005-11-08 02:45:47 なべちん

フッ素の分析で、水蒸気蒸留のあとアルフッソンを用いて発色させる方法で、とある工場排水を分析すると、アルフッソン添加時にアルフッソンの紫色が退色(透明化)してしまい、上手く定量できなくなってしまいます。
見た目は青っぽく発色しているようなのですが、微妙に透明になってしまって、その結果、吸光度も下がってしまいます。
上手くいく検体と蒸留装置を代えてやってみたり、蒸留速度や発色時のpHなどを細かくチェックしてみたり、操作上のミスには十分注意していますので、何か検体特有の原因と考えられます。
この現象が起こる検体は数件ありますが、この工場排水を分析をするたび同じ現象に悩まされ、結局イオンクロマトで測定する羽目になってしまいます。
何か心当たりのある方いましたら、教えていただけないでしょうか?