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環境Q&A

給食用調理釜へのアスベスト使用について 

登録日: 2005年09月20日 最終回答日:2005年09月21日 大気環境 大気汚染

No.12457 2005-09-20 02:43:43 ロックン

新聞で給食用調理釜にもアスベストが使用されていると
報道されていますが、どこに使われているのですか?

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No.12476 【A-1】

Re:給食用調理釜へのアスベスト使用について

2005-09-20 22:22:30 JK

>新聞で給食用調理釜にもアスベストが使用されていると
>報道されていますが、どこに使われているのですか?

「外壁と鉄製の内壁の二重構造で、すき間部分に使われる断熱材の一部に」

検索しましたら、このような記事をいくつか見つけました。

No.12483 【A-2】

Re:給食用調理釜へのアスベスト使用について

2005-09-21 11:16:57 東京都 / 君山銀針

埼玉県北本市の給食センターの例 http://www.city.kitamoto.saitama.jp/sisaku/news/h170912-asbestos.pdf では回転釜や焼き物機の断熱材として利用されていたようですが、断熱材の場合はアスベストが飛散する可能性は低いと思います。

アスベストは水道管にも使われていますが、WHOでは飲料水中のアスベストについて、「健康影響の観点からガイドライン値を定める必要はないと結論できる」とされています。

東京新聞 水道水アスベストの実態 2005年9月20日
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050920/mng_____tokuho__001.shtml
島根県 水道水中のアスベストについて
http://www.pref.shimane.jp/section/kigyou/information/suidousui_asubesuto.html

また、魚焼き網で「石綿加工」などの表示がみられたことがありましたが、東京都
アスベストQ&A http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/kaizen/kisei/taiki/asbest/asbestosQ&Aver1_1_4.pdf によると、魚焼き網の主要メーカー4社で過去20年間はアスベストを使用した実績はなく、タルクや石英質の鉱物で金網をコーティングしたものを、通称石綿加工と呼んできたそうです。

No.12490 【A-3】

Re:給食用調理釜へのアスベスト使用について

2005-09-21 20:26:37 ○o。SAS。o○

ガス回転釜
  内釜と外殻の二重構造になっており
  バーナーからの排気がその間を通ります
  その部分の外殻内側に貼り付けられています
  (フェルト状)
揚げ物機など
  バーナー周辺や煙道付近 (フェルト状)
  及び本体内部壁 (板状)
  小型の場合は釜の外側付近
  大型の場合は(連続式など)ではバーナー上部の
  本体内側に付いてます (板状)


業界団体の自主規制により
63年製造以降の厨房機器には
基本的にアスベスト関係部品は使われておりません
(一部例外有り)

それ以前の一部回転釜については
アスベスト含有率が高い物が使われてますが
新品の状態では固着されており飛散の可能性は低いです

ですが 該当製品は20年近い年月がたっている為
断熱材そのものが風化しており飛散の可能性が高いと思われます
触ると ぼろぼろほぐれてしまう様だと危険ですね

また 焼き物機(オーブン)やフライヤーの
ボディー部分に使われている断熱材は
板状に加工してある為 破損していなければ
飛散の可能性は低いです
 バーナー付近に綿の様になってる物に関しては
飛散の可能性があります

いずれも メーカーへの確認が一番間違いないです
その際は メーカー名 品番 年式等をリストにしておけば確認が早いです

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