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環境Q&A

4価6価各々のSe分析法について 

登録日: 2005年09月05日 最終回答日:0000年00月00日 水・土壌環境 水質汚濁

No.12215 2005-09-05 04:37:22 ギブロワイト

Se分析について質問があります。

液中の4価Se・6価Se、各々(もしくはどちらか一方)分析する方法をどなたか教えていただけないでしょうか?
現在、Se分析は、液中トータルSeとして以下の方法にて行っております。
@硫酸+硝酸にて乾固寸前まで分解
A塩酸酸性(1N)にて定容。
B水素化物発生ICPにて分析
を行っております。

恥ずかしながら、そもそも前処理として硫酸+硝酸で分解させる理由も理解しておりません。硫酸は有機物の分解かと認識しております。以前、硝酸を入れずに硫酸のみで前処理した際は、ICPに全く検出されませんでした。水素化物発生ICPは4価Seのみ検出されるという知見を得ましたが、このあたりに何か方法がありそうだとは推測しております。

分析物は液で、Se(トータル)で10mg/L前後。排煙脱硫塔の液をMg(OH)2でpH6前後に中和したものです。

よろしくお願い致します。