一般財団法人環境イノベーション情報機構
二酸化炭素について
登録日: 2002年10月31日 最終回答日:2002年11月01日 地球環境 その他(地球環境)
No.1190 2002-10-31 17:04:25 山本 しげる
環境に及ぼす影響として、二酸化炭素の量が目安になっていたりするのですが、いまいち量的なイメージが浮かびません。
というわけで、1日に人間の体内から放出される二酸化炭素の量について、何方かご存知の方、教えて頂けないでしょうか?
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No.1191 【A-1】
Re:二酸化炭素について
2002-11-01 13:00:07 東大芦川 (
日本で排出される二酸化炭素は、1人あたりだと年間9600kgだそうです。「動物」としての人間の出す量は少ない?
この間、ダイヤモンドで計算してみたら、一カラットで、大体缶ジュース1缶くらい、370mlほどでした。
回答に対するお礼・補足
東大芦川 様 貴重なお答え誠にありがとうございます。気体で1kgとは相当の量だと思い、ビックリしました。
No.1192 【A-2】
Re:二酸化炭素について
2002-11-01 18:21:52 君山銀針 (
なお、呼吸での排出1日、約1kgに対し、単純に日本の排出総量を単純に人口1億2000万人、365日で割ってみた量はどうなるかというと、2000年の日本の排出量は13億3200万トン(二酸化炭素換算)
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/ghg/index.html
ですから、1人1日30.4キログラムを排出している計算になります。(計算間違いしてたらご指摘ください)
生物としての最低限の排出である呼吸以外の排出より、大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会システムを営むための排出が桁違いに多いということになります。
ところで人間と二酸化炭素 というテーマで考える場合、酸素が多い、地球という環境の条件に適応して生きるのに都合のよい生きもの(酸素呼吸でエネルギーをつくる生きもの)が地球の中で増えたこと、人間もこういった地球の条件(環境)を利用して進化してきた生きものであることを改めて考えてみると面白いと思います。
NHKジュニアスペシャル(再放送)のページ
http://www.nhk.or.jp/sch/junior/arasuji08.html
に、地球の中で酸素呼吸をする生き物が増えてきた過程を説明している部分があります。
地球の恵みである大気の濃度が現在のようであったがゆえに人間も今のように存在しているのです。
回答に対するお礼・補足
君山銀針 様 お返事が遅れまして大変申し訳ございません。1週間程、出張していたもので。環境分野について語るとしても、自身が理解していなければ人に話すことも出来ません。自分の中でも具体的なイメージが湧かずに困っていました。
今後とも、くだらない質問になるかもしれませんが、分からないことがあった際には質問させていただきたいと思います。本件につきましては、本当に有難うございました。
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