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環境Q&A

ドイツのDSDの問題点は? 

登録日: 2005年06月26日 最終回答日:2005年07月02日 ごみ・リサイクル リサイクル

No.11202 2005-06-26 12:54:29 HOPPE

学校のレポートで、ドイツの環境政策について調べています。
ドイツのリサイクルシステムDSDは、私の調べた限りだとすばらしいシステムだと感じたのですが、ある本には、発案当時、環境団体からは猛烈な反対にあっていたと書いてありました。
その本にはそれ以上詳しく書かれておらず、過去のQ&Aも調べてみましたが、つながらないURLも多く、具体的に何処が問題なのかは分かりませんでした。
私的見解でもよいので、どなたかDSDの問題点について教えてください。
よろしくお願いします。

総件数 10 件  page 1/1   

No.11205 【A-1】

Re:ドイツのDSDの問題点は?

2005-06-26 03:03:09 循(じゅん)

またまた、都々逸が聞こえてきそうですね・・・・
レポートの締め切りに追われているのかもしれませんが、落ち着いてQ&A掲示板に書き込みましょう。

「すばらしい政策になぜ反対意見がでたのか」

HOPPEさん。あなたがどういった著作物を読んだのか全くわかりませんが、ここのEICネット内外で「ドイツ 環境 廃棄物 DSD」といったキーワード検索するだけでも情報が見つかるような気がしますけどね。リンクが切れていても、どこかに情報は転がっているもんですよ。

いいレポートにするためにも、ネット検索だけに頼らずに、もっと他の著作物もお読みいただくことをお勧めします。

遠いかもしれませんが、大学の図書館や公共図書館にもこの手の著作物は置いてあります。

来月市内でドイツに関するシンポジウムがあるようですね。参加してみてはいかがでしょうか。

激励ついでに、日本の現状と比較してみたらどうです?日本もすてたもんじゃないですよ。

No.11206 【A-2】

Re:ドイツのDSDの問題点は?

2005-06-26 07:09:30 Dr.ゴミスキー

 DSDが素晴らしいとの印象は、スウェーデンの学者が社会システムとして発案した「生産者責任」という概念を最初に政策化したことですが、多くの方は、この「拡大生産者」の概念は、ドイツが考案と誤解していることです。

 この政策化には、ドイツらしく(廃棄物関係の法律の第60条に関係団体の聴聞条項があり、この手続き無きシステム開発は無効の模様)多様な団体の方々が参加しました。ドイツ最大のブンドも参加しましたが、彼らは、このシステムは、抑制効果を求めるシステムではないと察し、政策化の最終段階で離脱しています。この点は、当時ボンの本部で直接聞きました。

 さて、現在のDSDですが、NPO的性格(同社社員の説明)の会社からアメリカ資本が入り、営利会社として再出発しています。

 何故この様な状態になったか(独占企業批判、競合相手の出現、EUとの兼ね合い、他の社会システムの模索、理解不能な法体系、訴訟の多発)は、私も丁重に説明出来ますが、「Q&A」という性格から、月刊廃棄物の最新号や過去の号をお読みすることをお勧めします。
 なお、台風一過のごとくの日本人のレポート(分析が甘く、生活感が皆無で自己の都合の良い情報が多く参考にならず)よりもドイツで定住している日本人の方のレポートをお読みすることをお勧めます。

 ところで、循(じゅん) さんは「遠いかもしれませんが、大学の図書館や公共図書館にもこの手の著作物は置いてあります。来月市内でドイツに関するシンポジウムがあるようですね。参加してみてはいかがでしょうか。」と述べていますが、「Q」から読み取り不能です。出来高レースでしょうか。

 なお、「激励ついでに、日本の現状と比較してみたらどうです?日本もすてたもんじゃないですよ」は賛同できますが・・・。







No.11209 【A-3】

Re:ドイツのDSDの問題点は?

2005-06-26 10:55:37 循(じゅん)

Dr.ゴミスキーさま
お世話になります。コメントありがとうございます。

> ところで、循(じゅん) さんは「遠いかもしれません
>が、大学の図書館や公共図書館にもこの手の著作物は置い
>てあります。来月市内でドイツに関するシンポジウムがあ
>るようですね。参加してみてはいかがでしょうか。」と述
>べていますが、「Q」から読み取り不能です。出来高レー
>スでしょうか。

いえいえ、HOPPEさんとはEICのQ&Aで以前お付き合いさせていただいたものですから。直接の面識はございません。
確かにこのQのみではわからないかもしれません。
以前のQを参考にさせていただいてます。
Q&Aの左の検索キーワードに「HOPPE」と入れていただければ、過去にHOPPEさんの質問がわかります。

ここのQ&Aに質問される大学生の中にはレポートの題のみをそのまま質問される方々がいらっしゃいます。
HOPPEさんは環境に興味がおありのようなので、激励させていただいたしだいです。

回答に対するお礼・補足

循さま、いつもありがとうございます。
質問が不足していて申し訳ありませんでした。

循さんのおっしゃるように、私のレポートのそもそもの目的は、ドイツと日本の環境政策(市民レベルのものも含めてですが)を比較することにあります。
図書館の蔵書検索で「ドイツ」と「環境」にかかった書物は一通り目を通してはみたものの、どの書物もドイツの良い点ばかりを賞賛し、その対比として日本の欠点ばかりを挙げているものが多いように感じました。
Qのところで述べた書物も、DSDの問題点を指摘するというよりは、ドイツの環境団体が法律の草案にも関わることのできる仕組みを紹介することが主旨でした。
また、ドイツ関係のシンポジウムにも何度か参加しましたが、内容はドイツの環境政策をどのように地域に取り入れるかというもので、ドイツの取り組みの問題点を聞くことはできませんでした。(その場で質問をすれば良かったのでしょうが、悪い思いをされるのではないかなどと考てしまい・・・この点については本当に自分の不甲斐無さを感じています。)

もし、ドイツの環境政策を、長所短所両観点から考察している書物をお知りでしたら、教えていただけないでしょうか。

No.11211 【A-4】

Re:ドイツのDSDの問題点は?

2005-06-26 11:39:27 Dr.ゴミスキー

 循(じゅん)様 大変失礼をしました。質問者は、愛媛のとある大学生ですね。

 ご事情を理解しました。彼以外にも常習的な質問者が結構いますね。それも、意味不明な質問ですが・。

 愛媛大学から環境関係の学会案内が度々届いていることから察しすると、愛媛には、ドイツ社会(介護や環境関連)の研究者や情報は沢山ある筈です。

回答に対するお礼・補足

Dr.ゴミスキーさま、ありがとうございます。

つまり、DSDはゴミの発生自体を抑制する効果がないから、BUNDは離脱したのですね。その後の経過などは月間廃棄物の最新号に詳しく掲載されているということですので、目を通してみようと思います。

それから、話の趣旨がそれてしまうようで申し訳ないのですが、Dr.ゴミスキーさんの文面から察しますと、私の過去のQ&Aに対し不愉快な思いをされたように感じました。

確かに、それぞれの質問に一貫性がないように感じるかもしれませんが、私は環境問題に関わることすべてに興味があり、将来の進路もその中で常に揺れ動いています。ひとつひとつの質問は真剣に行っていますので、そこはご理解いただきたいです。

No.11212 【A-5】

Re:ドイツのDSDの問題点は?

2005-06-26 14:13:21 Dr.ゴミスキー

HOPPEさんへ

 後半の質問内容に関する意見は、この「Q&A]利用への一般論です。

 HOPPEさんへコメントではありません。幾つかの「Q&A]にコメントしていますが、公務員や産廃関係者ならば、縦のライン、つまり、自治体連絡会や県庁及び国、産廃ならば業界や許認可した自治体に問い合わせすればことたれる内容が目に付きます。

 しかし、その質問から世相を理解できるメリットもあるのですが、自己矛盾を感ずる日々です。

 但し、学生の皆さんは、発展途上の身ですから常に疑問を感じる姿勢は大切です。しかし、それを安直に利用する前にやるべきことを行うことをやる(内容調査を再確認し、質問事項を精査する)は当然でしょう。と言うことをご理解下さい。

 話を変えますが、愛媛大学からのドイツ訪問者は結構います。ですから、地元の研究者をお捜し下さい。

回答に対するお礼・補足

>公務員や産廃関係者ならば、縦のライン、つまり、自治体連絡会や県庁及び国、産廃ならば業界や許認可した自治体に問い合わせすればことたれる内容が目に付きます。

環境省レンジャーのQ&Aのことと思います。このときは、四国を統括して自然保護を行っている事務局の存在を知らなかったものですから、もう少し詳しく調べてから行うべきでした。すみませんでした。反省しております。

ただ、業界や研究者に直接問い合わせればよいというのであれば、このQ&Aの存在意義は何なのでしょうか?
私はこのQ&Aへ、公務員や業界の方だけでなく、実際に受験や保護活動の実体験を持った方、このQに関しては、私的見解も含めた意見を伺いたく質問させていただきました。
Dr.ゴミスキーさんのおっしゃる通り、少し調べれば良いことを、それも漠然とした形で質問なさっている方もいます。内容調査を再確認し、質問事項を精査することも当然だと思います。
しかし、全国様々な立場の方から意見を得られるという点に、ここへ質問する意義があるのだと思います。
然るべき機関・研究者へ・・・と凝り固まっていては、広い見識も得られないと思うのが私の意見です。
もう少し大きく気持ちを持って、質問者が質問することを許していただきたいと思います。

No.11218 【A-6】

Re:ドイツのDSDの問題点は?

2005-06-27 05:04:51 循(じゅん)

「都々逸が・・・」については、少し前ドイツ関連のQ&A(Q11178)において、でてきたものですから。ここのQ&Aでは「ドイツを褒めると、シッペをくらう」みたいな雰囲気があるものですから・・・・

「HOPPEさんは、いろいろと調べているのだな。」と関心しています。
レポート等課題のQ&Aでの取り上げ方については、過去のQ&Aで多数の方が述べられているところです。
EICのQ&Aは広く開かれた存在であるべきと思っています。
学生さんにも「宿題を尋ねるな」というつもりはありません。
ただ、「聞き方、尋ね方に一工夫ほしい」というのが社会人たちの願いなのです。
A−3の後段において取り上げた「けしからん大学生」はHOPPEさんのことではありません。それはDr.ゴミスキーさんもおっしゃているとおりです。

(今までのQ&Aには、課題文が出された直後に疑問点を整理することなく、ただ課題文をそのまま質問されている方がいらっしゃいました。レポートに苦しんだことのある社会人からすると、「他人に宿題をやらせるのかい!?」という気持ちになるものなんです。)

HOPPEさんが抱いているレポートへの熱意を、いかに皆に伝えるかという一工夫がほしかったのです。
A−3のお礼欄でHOPPEさんが述べていらっしゃる、「現状ではここまで調べたのだけれども、この疑問点を解決したい」ということを最初の質問欄に書き加えておいていただければ、このような筋違いな議論もおきなかったでしょう。

なお、大学生の課題レポートの作成にあたっては、解答欄を正答で埋め尽くして百点をとるという性格ではなく、与えられた課題やテーマにいかに自分なりの考察を導き出すか。そのためにどれだけの著作物(論文や図書)を読みこなすか。というところに重点がおかれているものと思います。今は、パソコンでデータ管理できますので、読まれた図書の独自のデータベースを作成するのもよろしいかと思います。

「ネット社会の弊害」についてさらに加えれば、出題する先生もネットを利用しています。
どこの情報を見てきたか、あるいは「○投げ」したのかなども先生にはわかってしまうものです。


No.11232 【A-7】

Re:ドイツのDSDの問題点は?

2005-06-27 20:50:28 Dr.ゴミスキー

 素朴な疑問です。質問のタイトルに「Re:」が付いて、質問者も「HOPPEさん」から「循(じゅん)さん」になっています。

 さて、本題ですが、循(じゅん)さんも言われていますが、私は、HOPPEさんを批判していません。

 逆に疑義は、若さの特権です。但し、それをどの様に整理し外部に発信するかが課題と思っています。

 他の「A]にも書きましたが、世間一般の動向を理解するためには、有意義な情報源です。つまり、「民の釜戸の煙から民の生活を理解」するです。

 何遍も言いますが、HOPPEさんを批判している訳ではありません。それは、循(じゅん)さんと同じです。しかし、その本質を理解出来ないとすると、批判の対象になり得ます。

  それと、文献は、著者の意向が強く入ります。1冊の本から活用できる情報は2〜3行程度です。
 自身を満足させる情報を集めるならば、100冊程度の文献や、可能な限り肉声での確認をお勧めします。その際は、疑問点を徹底的にお聞きすることです。そうすると、著者の理性(本の目的)を理解できます。

 さて、この「Q&A]もメールの特徴が現れています。そして、誤解を招いているご様子です。お終い。


No.11233 【A-8】

Re:ドイツのDSDの問題点は?

2005-06-27 21:31:27 ベンツに乗っている民族主義者

 ベンツに乗っている民族主義者です

 まず、このバンドルネームを使ったのは、右翼と一般的に言われている民族主義を標榜している者が乗り回している車がたいていベンツであって決して日本のトヨタやスズキ、ダイハツではないだけでなく、アメリカには尻尾を振るがごとく従順であるという底の浅い民族主義に対する皮肉。
 それがこのQ&Aとどういう関係かあるかと言うと、右翼とは対照的に日本以外の先進国(?)が絶対的正義のような言動をしているが、Dr.ゴミスキーさんも指摘されているように、観光がてらに表面だけ見てきた「有識者」のレポートやマスコミに踊らされた底の浅さを感じるという点で共通のなものを感じたからです。

 即ち、循(じゅん)さんが、
> 「都々逸が・・・」については、少し前ドイツ関連のQ&A(Q11178)において、でてきたものですから。ここのQ&Aでは「ドイツを褒めると、シッペをくらう」みたいな雰囲気があるものですから・・・・
と言っておられますが、少なくとも私はなんにでも噛みつこうとしているわけではなく、HOPPEさんの質問については、表現の巧拙は別として真剣な取り組み姿勢が感じられたため特段のアクションはおこさなかったというにすぎません。

 したがって、Dr.ゴミスキーさんがHOPPEさんへ
> 学生の皆さんは、発展途上の身ですから常に疑問を感じる姿勢は大切です。
とおっしゃられていることについては全く同感ですが、
> 愛媛大学からのドイツ訪問者は結構います。ですから、地元の研究者をお捜し下さい。
という件については、すべての方がそうだとは言いませんが売名的な言動をして世間を騒がせた方を存じあげておりますので、人を見る目も養われることをお勧めします。

 そして、一般論として循(じゅん)さんやDr.ゴミスキーさんもおっしゃられているとおり、「宿題をそのまま聞くな、 聞き方、尋ね方を工夫しろ」というのが素直な気持ちであると同時に、回答なり助言を受けたらお礼の気持ちが伝わるようにしろと言いたいのです。(HOPPEさんは、チャンとお礼や考えを述べておられますので、最初に真剣な取り組み姿勢を感じたのは間違いでなかったとと思っております。)

 この場を借りて、普段感じていることを述べさせていただきました。HOPPEさんへの回答にはなっていませんがお許し下さい。

No.11234 【A-9】

Re:ドイツのDSDの問題点は?

2005-06-27 22:24:54 Dr.ゴミスキー

 HOPPEさんへ
 図書は高額ですが、次の図書をお薦めします。約6年前のものですが、理解を促進させることでしょう。
 ドイツ循環経済・廃棄物法の実態報告(著者:中曽利雄/出版:NTS社(1999年出版)/定価:約1万円前後)

 ベンツに乗っている民族主義者さんへ
 「愛媛大学からのドイツ訪問者は結構います。ですから、地元の研究者をお捜し下さい」という件については、すべての方がそうだとは言いませんが、売名的な言動をして世間を騒がせた方を存じあげておりますので、人を見る目も養われることをお勧めします。

 懸念も対処方も当然な指摘と理解しています。
 なお、蛇足ですが、カタログや他の文献から引用紹介し、本を出版している方々を多数ご存知です。その方々は、内容を確認すると満足にお答えできない状態です。

回答に対するお礼・補足

循さん、Dr.ゴミスキーさん、ベンツに乗っている民族主義者さん、様々なご意見を寄せていただきありがとうございます。

>都々逸が聞こえてきそうですね・・・
>彼以外にも常習的な質問者が結構いますね。

を悪く取ってしまい、誤解を解きたいという思いと、これまでQ&Aを見て感じてきたことを同時に書き込んでしまったため、誤解が誤解を生む形を作り出してしまいました。
本題からかなり逸れてしまったことをお許し下さい。

>「聞き方、尋ね方に一工夫ほしい」というのが社会人たちの願いなのです。
>レポートに苦しんだことのある社会人からすると、「他人に宿題をやらせるのかい!?」という気持ちになるものなんです。

社会人の方々の考えがよく分かりました。
私も今後は、質問に至った経緯を詳しく伝え、社会人の方々の理解が得られるよう文面に気をはらっていきたいと思います。

>与えられた課題やテーマにいかに自分なりの考察を導き出すか。

本当にその通りだと思います。私自身、本を読む度に感化されているようでは駄目だなぁと日々感じています。
自分の意見を持てることが最も望ましいと分かってはいるのですが、まだまだ知識も経験も浅いため、周囲の意見に流されっ放しです。。

今回のQ&Aでは、環境分野以外にも、本当に皆さん色々な事柄をお知りなのだと分かりました。
ここへ質問していないと、得られない情報や考えを学ぶことができました。
これからも、この掲示板とは長くお付き合いさせていただきたいので、これからもどうぞよろしくお願いします。

それからDr.ゴミスキーさま、最後に本題に答えてくださって大変感謝しております。
幸い学校の図書館に置いてありましたので、早速読んでみたいと思います。
本当に有難うございました。

No.11313 【A-10】

Re:ドイツのDSDの問題点は?

2005-07-02 04:46:21 循(じゅん)

私が目にしたことのある書物で、近隣の図書館に所蔵されていたものの中から、数点紹介します。

書名: ドイツを中心とする欧州包装廃棄物規制問題調査報告書(平成4年度)
出版者: プラスチック処理促進協会
出版年月: 1993.5
○日本のプラスチックメーカーの方々が、ドイツの包装廃棄物関係者を訪問した調査報告書です。

書名: 環境先進国と日本
副書名: デンマーク・ドイツの廃棄物政策とエコシティづくり
著者名: 河内俊英/著
出版者: 自治体研究社
出版年月: 1998.8
○「デュアルシステムの問題点」についてふれています。

書名: 拡大する企業の環境責任
副書名: ドイツ循環経済法から日米欧の3つの異なるEPR政策へ
著者名: 佐野敦彦/著 七田佳代子/著 佐野環境都市計画事務所/訳
出版者: 環境新聞社
出版年月: 2000.5
○EPR政策について読みやすくまとめられています。問題点についても記述あり。

書名: 行政法の発展と変革(下巻)
出版者: 有斐閣
出版年月: 2001.6
○ドイツの環境法とNPOとのかかわりについて、団体訴訟について解説しています。

すでにお読みになったものばかりかもしれませんね。

また、インターネットにもたくさんの情報があります。
◎経産省の3R政策(http://www.meti.go.jp/policy/recycle/index.html)のサイトに廃棄物政策に有用な報告書が掲載されています。
■資料を探す「調査資料」
http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/data/research/index.html
容器包装に関する報告書が参考になるでしょう。


ドイツ視察団の報告書も見かけますね。観光旅行日記だったりするわけですが・・・

「東京大学 環境三四郎http://www.sanshiro.ne.jp/
ここの「三郎と四郎のつぶやき 第1回 ドイツって環境先進国なの?」
よんでみてください。さすが東大生ですね。と感心しました。

***
(つぶやき)
「地理的条件、社会情勢の変化は無視できない要因のひとつ」
「水が低きに流れるように、ごみは安きに流れる」
「目に映らないものには関心がない」
「観光客は自分が出したごみの行方に関心がない」
日本もドイツも同じです。

回答に対するお礼・補足

循さん、ありがとうございます。

今はドイツと日本の訴訟制度について比較しているので、特に『行政法の発展と変革』はとても興味深いです。

私も、ドイツ国民の環境意識が特別高いとは思いません。
ただ今は、ドイツは国民や企業から良いアイデアを引き出すのに、とても効果的な政策を打ち出すなぁ、と思っています。できた法律は忠実に守る、ドイツ人の気質(聞く話によると)も関係しているとは思いますが。
連邦国家で、地方自治がしっかりしているということもあると思います。
単純に結果だけを比べるのではなく、市民団体への優遇措置や補助金の交付制度制度など、様々な観点から比較する必要がありますよね。

今は、法学や経営学を学ぶことも、環境に関わる立派な分野だと感じています。
これからも頑張ります。ありがとうございました。

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