一般財団法人環境イノベーション情報機構
ブランク補正について。
登録日: 2005年06月04日 最終回答日:2005年06月06日 水・土壌環境 水質汚濁
No.10820 2005-06-04 08:40:52 ありなす
水銀の還流分解後、還元気化原子吸光光度法で定量しています。
還流分解後はブランク、試料とも250mlとしています。
装置の定量範囲の関係で、試料は25倍希釈、ブランクは未希釈
で測定しています。
測定結果を試料(25倍希釈)【A】、ブランク(未希釈)【B】
とすると、ブランク補正後は
25×【A】―【B】の計算でよろしいのでしょうか?
前任者は(【A】―【B】)×25で計算してましたが、どちらが正しいか御教授願います。
総件数 4 件 page 1/1
No.10821 【A-1】
Re:ブランク補正について。
2005-06-04 23:04:48 とも (
そう考えれば計算方法がわかると思うのですが・・・
No.10825 【A-3】
Re:ブランク補正について。
2005-06-05 11:44:26 愛 (
>
>還流分解後はブランク、試料とも250mlとしています。
>装置の定量範囲の関係で、試料は25倍希釈、ブランクは未希釈
>で測定しています。
>
>測定結果を試料(25倍希釈)【A】、ブランク(未希釈)【B】
>とすると、ブランク補正後は
>25×【A】―【B】の計算でよろしいのでしょうか?
>
>前任者は(【A】―【B】)×25で計算してましたが、どちらが正しいか御教授願います。
そんな投げやりに書かなくても・・・
定量範囲など、具体的な数値がないので、計算例として。
測定試料
25倍希釈 = 100 50倍希釈 = 50 100倍希釈 = 25
ブランク = 10
とすると、ありなすさんの方法では、希釈倍率を変えても
全て2490となりますよね?
でも、前任者の方の方法では、25倍:2250、50倍:2000、100倍:1500となりますね。
同じ試料を測定しているのですから、ありなすさんの方法で計算しないとダメですよ。
計算方法というより、前任者と結果が違いすぎることを心配していたのではないかと私は思いますが?> ともさん
No.10835 【A-4】
混乱させてしまい申し訳ないですが
2005-06-05 23:06:58 cal (
>ブランクは未希釈で測定しています。
この時点で???です。
ブランクも希釈して、
(【A】−【B希釈したもの】)×希釈倍率
の計算をするものだと思い込んでいました。
水銀の定量はやったことがないのですが、
ブランク(空試験)とは
サンプル(測定対象)と
全く同様の操作をするものであり、
サンプルを希釈するのであればブランクも希釈するもの、
と思っていました。
ありなすさん、話を混乱させてしまい申し訳ないですが、
ともさん、愛さんはどのように思われますか?
回答に対するお礼・補足
ともさん、愛さん、calさん 回答ありがとうございます。
calさんの回答にある件ですが、
ブランクをサンプルと同じ希釈をすると定量下限以下となり測定値が安定しないため、そのまま定量しています。
サンプル、ブランクで同じ操作ができない場合は、愛さんの書かれている方法でよろしいのでしょうか?
No.10846 【A-5】
Re:ブランク補正について。
2005-06-06 20:31:55 とも (
こちらのサイトの5ページ目に(尿中ではありますが、計算の仕方が書いてあります。
http://www.env.go.jp/chemi/report/h15-04/m03.pdf
これからみますと、前任者の方の計算方法が載っています。
私が「希釈濃度を変えれば」と書いたのは、なぜ、ブランクを測定しているのかを考えればいいのではないかと思ったからです。
ブランクの測定は、過マンガン酸カリウムの純度の問題などが絡んでくると思うのですが、calさんのおっしゃるように「サンプルと同様の処理」をしたものを測定値から除くことで、試験液の調製または分析機器への導入操作等に起因する汚染を確認し、試料の分析に支障のない分析環境を設定し、分析値の信頼性を確保するために行うのではないでしょうか。
私もまだまだ修業中の身、分析方法の勘違いや発言等で不備がありましたらお教えください。
(参考)http://www16.ocn.ne.jp/~furufuru/seidokannri.html
総件数 4 件 page 1/1