一般財団法人環境イノベーション情報機構
六価クロムについて
登録日: 2005年05月21日 最終回答日:0000年00月00日 環境一般 調査/研究
No.10664 2005-05-21 11:26:53 ACM
先日、ゴミ焼却場の飛灰の、六価クロムの含有試験を行いました。ジフェニルカルバジド吸光度法で測定しようとしたところ、試薬を入れた際に沈殿がおこったため、ICPでトータルクロムの測定を行いました。すると、クロムが基準値を越していたので、JISに載っている方法を見て、硫酸アンモニウム鉄・12水を用いクロム三価を沈殿させ再びICPにかけたところクロムが検出されませんでした。
焼却場の飛灰からは検出されやすいはず、と聞いていたので、この結果が正しいのか良く分かりません。硫酸アンモニウム鉄を用いる方法はいつもは行っていませんがJISを参照しながら行ったので手順については間違っていないと思います。トータルクロムで、基準値を超えていてそれがすべてクロム三価ということがあるんでしょうか?あと、他の焼却場の飛灰についてのデータがありましたら参考までに聞かせてください。